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20171126:人類は8K年前から ”飲んべえ” だった! [ワイン考]

 自分はボージョレ・ヌーヴォーを好みませんが、楽しまれた方々も多かった事でしょう。

さて:
 大分前になりますが、11月14付けの日経紙夕刊で小さな記事を目聡く見つけました:
  "ワインの醸造8000年前に痕跡 ジョージア(で)"

 米欧研究チームが発見したもので、ジョージアの首都トビリシ郊外で発掘された8000(=8Kと略記)年前の壺に残されたワイン醸造の痕跡(装飾と酒石酸)から特定された様で、これ迄の説よりもおよそ1K年遡った事になるそうです。

 米酒、つまり日本酒は米を糖化し、それから発酵させる2段工程を必要とし、醸造法が確立されたのは奈良時代らしいとされていますが、一方、果実酒、特に葡萄酒、即ちワインは自然発酵で "それじみたモノ" が簡単に出来ますから人類最初のアルコール飲料とされている様です。

 それにしても、氷河期が終わるのがおよそ10K年前とされ、この時期は我が日本列島が大陸から切り離された時期ともされていますから、人類は随分と大昔から飲んべえだった(?)のでしょうか?
 日本では縄文時代に当たりますから、縄文人はどうだったのか、お酒類とは無縁っだたのか・・・等と思い浮かべるのも一興です。

ついでに:
 現役の頃、六本木界隈にあるロシア料理店で "グルジア(←当時のジョージア国の呼び名とされていました)"・ワイン(赤)を戴いた事があって、懐かしい思い出です。
 それ以降機会が無く、残念ながら味わいはすっかり忘れてしまっていますが・・・


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