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20171218:北海道ワイン [ワイン考]

 北海道ご出身の*大学名誉教授から "北海道ワイン" を戴いた(以前、日本酒を戴いた事も)。
 日本各地平均気温の上昇に伴い、"お米" の産地や "ワイン用葡萄" 栽培適地域がじわじわ北上している事は知っていたものの、濃厚な色を呈した赤迄もが北海道で!
 年の瀬の楽しみが一つ増えました(自分なりの感想をお伝えする約束ですので)。

 今や北海道では葡萄栽培期(4-10月)の平均気温が安定的に14-16℃を示す地域があって、2010年代に入ってからはピノ・ノワールの栽培が可能になってきたそうだ。
 驚いた事にはブルゴーニュ@フランスの老舗ワイナリーが日本法人を立ち上げ、函館市郊外に7haの土地を取得し、来年より作付けを始める(出所:日経紙2017年11月27日にも)。

 昔、"英国ワイン" は "まともでない" を意味する皮肉なジョークだったと記憶していますが、今では南部で醸造される各種のワインが賞賛される時代に変わってきている。

 勤勉な日本人の事だ。
 北海道ワインが上質を維持して継続的に生産が可能となれば、海外の方々にも "Hokkai(do)" と発音しやすく、世界に広まるポテンシャルは大いにある(但しフランスの方々は "H を発音しない" からどうなのか?)。
 ともあれ、期待しましょっ!(余りに高いと届かない存在になってしまうが・・・ (>_<) )

一方では:
 産地の高温化の影響がネガティブに出るケースも。
 既に "リンゴ" や "ミカン" では地域によっては栽培適温域から外れてしまう恐れも出始めている様で、品種改良・栽培技術の確立等の対策が必要とされている。

こんな事も:
 我が家の北側に広がる畑では数本だがミカンが立派な実をつけている。
 懇意にしている農家の方によると "様子" を見ているそうだ。
 日当たりが良い場所を選んで数を増やすかも ・・・ 既に "浜梨" ・ "浜葡萄" がブランド化しており、"浜ミカン" 誕生か?


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