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20180222:何処の国だって ”自国 first” だいっ! [ただの私見]

 これ迄まともに読んだ事無かったくせに先月に公表された米国大統領の一般教書とその演説を伝える各紙を精読し、国内外TVニュースを見続けた。

 今回のトランプ大統領の教書の是非を判断する知識・知見・見解は自分には無いものの、柄にも無く考え込みました:

アメリカ第一主義:
 批判されている様だが、実は何処の国の政治トップも基本的には "自国第一主義" を唱えている事に変わりない。
 外交とは "相手の傷口に塩を擦り込みながら握手を交わす事" ・・・ 確かそんな事をドイツ文学者の小塩節氏が著作("ドイツ的発想と日本的発想":1980年・講談社発行)の中で述べていた様に記憶している(思い違いであれば削除します)。
 自国の繁栄を犠牲にして他国を優先するなんてしたら、そんな政治家はお終いだ。

北朝鮮核兵器開発:
 北朝鮮の核脅威に対しては "断念させる圧力" を強調しているが、かの国がいくら塩を擦り込まれても核兵器開発を止めるなんてあろう筈は無い(と想います)。
 我が国も "圧力々々" と強調しているものの、かの国が耳を傾ける気配は全く無い様に自分には観えます。

世界第一の強国は米国か中国か:
 米国の大統領は、民主党系であろうと共和党系であろうと常に "世界第一の強国" たらしめる事を "義務" づけられており、その為の戦力維持を続けるだろうが、その席はいつかは中国が取って代わる事になるのではなかろうか。
 なぜなら民主主義国家は議論ばかりで手続きも面倒なのに、中国では一握りの共産党トップが全てを支配しているから何事も決めるのが迅速だし、それに人口が軽く10億人を越えているから全面戦争になっても意に介さないだろうから、その時が来る迄は・・・との戦略をたてている筈だ。
 多少の人件費が上がったとしても "世界の生産工場" であり続ける限り、いずれは世界第一の貿易立国になり(今後10年程度でそうなる・・・との指摘も)、軍備に傾注できる経費は何処の国よりも充分過ぎる程になるだろう。

ところで:
 我が国とか韓国からから米軍が撤退すればあっと言う間に侵略されてしまうだろうし、そんな悪夢の様な時代になる迄は生きながらえたくは無い・・・自分の周りにはこう言ってはばからない謙中派が一人だがいる。
 自分は其処までは考えないが、こんな事、白昼夢であれば良いがなぁ・・・

 乏しい知識から想い巡らしていました。
 ほんの冗談ならいいんだが・・・

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