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20180415:高梨沙羅選手に教わる [自分の事]

 2017/18シーズン絶不調だったのが、平昌冬季五輪で銅メダルを取って以降に徐々に復調の兆しを見せ、ついにW-杯第14&15戦に連勝した。
 ジャンプ歴代単独最多優勝を果たし、通算54勝目に達している。

 インタビューでは
  「慌てず、諦めずに積み重ねてきたからこそ取れた」
と語ったそうだ(日経紙:2018年3月27日付け朝刊スポーツ紙面)。

 でも、自分の想うところ、殆どの人では努力をいくら積み重ねても成果が得られる事は残念ながら "少ない" ・・・ のが現実だ。

 彼女には "才" があったからこそ、"努力が成果" に結びついたのであり、誰にでも真似出来る事とは想えない。
 それでも、男子に比べてレベルが低いとされる女子ジャンプの世界であっても欧州勢の強力なライバル出現を自覚しており、
  「今のままでは戦えない。 一度考えて、ばらさないといけない」
と語っている。

 若干21歳。
 その謙虚で、意欲を失わない姿勢に、才ある人間の "余裕" を感じ、半世紀以上も先にこの世に出でた自分が "何か" を教えられた気がしました。
 "才は経験に勝る" ・・・ って言うか、"才があってこそ経験・努力が活きる" って事でしょうか?

因みに:
 女子ジャンプにおいては、高梨選手の永い不振・欧州勢の台頭とW杯チャンプ獲得となったので、しばらくは "ルール変更" は無くなった・・・でしょう。
 何せスキー競技は、自分等欧州勢が勝たないと気が収まらない連中が取り仕切っている世界ですから。


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