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20180419:”サニー” と ”アトム”(AI ロボット) [素人 AI 考]

 一週間以上前になってしまいましたが、この4月7日で "鉄腕アトム" は15歳となった(*1)
 原作者手塚治虫氏には "AI" と言う用語は無かったのだろうが、明らかに今で言う AI を内蔵した "正義" の人型ロボットだ("悪意" を持たないと言うより "持てない" 事に悩んだお話もありました)。

 偶然だが最近NHKBSが "アイ ロボット"(2004年@米国。主演:W.スミス)を放送していた。
 これは好きな映画の一つで既に繰り返し観ている奴で、2035年のシカゴを舞台に、人間のあらゆる生活場面へ人型ロボットが入り込んでいるのが日常となっている。
 こちらも明らかに AI ロボットで、製造会社の "超大型 AI 量子コンピュータ"( "VIKI" )からアクション・プログラムの更新を日々受け、"改良・改善" されている( VIKI が何の略か、忘れてしまっているのが情けないです)。

 この中に特別に人間に近い感情を持つ、或いは理解出来るロボットが一体 "いて"、"サニー" と名付けられている。
  開発者が意図して仕組んだ AI を搭載しているのです。
  その開発者が殺害された事件をロボット嫌いの刑事が心療士の様な、同時にコンピュータ技術者の様なヒロインとサニーとを交えながら解決に迫るストーリーなのだが、そちらは実はたいしたことは無く、むしろ映画の結末がすこぶる付きの印象だ。

 サニーが仲間の AI ロボット等の "希望の星+リーダー" となって人間社会を "何らかの形で支配" する事を暗示させる場面なのです。
 "AI の進歩"(*2) を考えれば決して楽観的な未来ではなさそうだ。

 2035年と言えば今から僅か17年後の事で、アトムも32歳に成人している頃だ。
 正義しか教え込まれていないアトムだったらサニーとは違った行動を取ったかも知れない・・・何て事も妄想出来るミステリっぽいSF映画でした。
 今の時点で構想を新たにしたら、もっと暗い未来かも・・・
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以下はどうでも良い自分の過去のブログです:
(*1)20170407:鉄腕アトム14歳!
(*2)20180323:やっぱ、 ”AI は人智を越える” らしい


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