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20180521:日本経済完全復活の ”術(すべ)” とは? [雑感]

 一月ほど前になるのですが、行きつけの居酒屋さんでの酔いに任せての "熱い議論"
 大抵は帰り際にはもう忘れているのだが、これだけは不思議と覚えている。

 過去最高の経常利益!・・・踊る様なヘッドラインで賑わす大手企業の決算がいくつも伝えられてきている。
 が、儲けているのは海外に子会社・関連企業を持つ大手企業で、そこでの儲けの一部を本社へ還元させているに過ぎない( "円安" になれば成る程にますます円基準の還元利益は↑する)。

 とはいうものの、企業は内部留保等へ回し、すぐさま利益を国内で設備等へ投資する事はしない。
 何時 "円高" に転じるかもしれないし、また今の政治を観れば将来を信じて利益を直ぐに使うなんてする筈が無い(*1)

 でもって、社員、ひいては一般庶民への還元が行き届く筈も無いし、実感もない人等が圧倒的なのだと想う。
 そこで "日本国民全てが潤う術(すべ)はないのか" ・・・ これが "大命題" だったのです。

 その中で突飛だったのが、
  "日本人" である誇りを横に置いて、通貨単位を
    "円" を取りやめ、"人民元"
  へ切り替える

と言う意見でした。

 これにはびっくりした。
 こうすれば、今よりも遙かに莫大な利益が日本に環流する・・・自分には理解出来ない経済理論を聴かされたが、円を米ドルと一定の連携を持たせる等生ぬるい、これからは・・・というより既に中国よ・・・と息巻く飲み友の鼻息が荒かった。

ところが:
 5月10日付け日経紙朝刊 "マーケット総合2紙面" の囲み記事:"大機小機:暴論 円を捨て人民元に" に同じ様な内容が掲載されていた。
 恩恵事例として "マルクを捨てユーロを取り入れたドイツ" の EU 一人勝ちの背景が紹介されている。
 こんな事ってあるんかっ!
 執筆者のペンネームは "玄波" 氏。
 まさか彼が?
 今度確かめるか!

後日談:
 違いました。
 でも同じ様な考えって、あるもんですねぇ・・・
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(*1):不遜にもこんなブログしました:
 ”20171006:”財務相の言い分” はおかしくないですかぁ?

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