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20180621:地震 ”速報” の在り方(NHK&民放を比べて) [ただの私見]

 この6月18日(月)午前8時少し前に発生した大阪北部での震度6弱の地震
 大阪には知己を得た方々が多数おられるし、その上ここ横浜地区も大地震発生確率が自治体の中でも際だって高い地域と言う事もあって他人事ではありませんでした。
 被災に遭われた方々のご冥福と、速やかなご回復・復帰を祈ります。

 その時は、ちょうど新聞を見ながらの朝食だったが、先に済ませていた我がワイフ殿が 「大変! 大阪で大きな地震がっ!」 ・・・って、TVを見る様に声をかけられた。 すぐさまTVの速報を観たのだが、NHKと民放のそれを見比べている内に、全体の捉え方・伝え方・識者等のコメントと助言、更には視聴者からの投稿映像等でかなりの "違い" を感じた。

 NHKは役所等へ電話を入れた状況収集に力を入れている一方、民放側はちょうど朝のワイドニュース番組が勢揃いしていた事もあって、どこの局もそれなりに鍛えられたMCが全体の状況把握に努め、招いていたゲスト・コメンテーターからの意見集約も素早い上に視聴者投稿映像も多く、概して民放の方が迅速かつ柔軟に対応していた様な感じを受けた。

 そう言えば前日に発生した群馬県地震でも、NHKの速報ではアナウンサーが役所へ電話を入れて "しつこく" 被害状況を問いただしていたが、相手の口ぶりは "今はそれどころじゃぁない、てんてこ舞いしているから" ・・・ と明らかに迷惑そうな応答だった。 役所は地元住民にとっては最も頼るべき所に違いなく、NHKがそこへ緊急時に電話をかけて被害を何回も繰り返して問いただす・・・これは役所側の当事者にとっては "地元住民への対応を第一" と考えている筈なので "邪魔だし迷惑" 以外のなにものでもない。

 NHK側の言い分は "いち早く状況を広く地域関係者&全国の皆様にお伝えする" 使命云々なのだろうが、当該役所では全部署・全所員が被災情報収集と救助手立て等、地元住民への対応を第一としているそんな所へ、"NHKさまじゃ。さっさと応答せいっ!" みたいなの電話取材・・・二日続けての地震速報で観たNHK速報マニュアルに "横柄さ" を感じ、想わずブログした次第です。
 発生直後の役所への電話取材は是非とも再考願いたい・・・と感じています。


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