SSブログ

20180725:何とかならないのか(被災地報道の在り方) [ただの私見]

 今月末迄は続きそうな “異常” 高温・・・じっと我慢を重ねて極力外出を控えているここ2週間。 観るとも無しに観るTV報道番組。

 昔から言い尽くされていますが、在京キー局系列毎に各被災地を地元放送局記者が汗だくで訪ねて詳細を伝えてくる。 昔と違って冷房しなければならない機器なんてキー局放送現場には無い筈なのに、スタジオは居心地が良いんだろうな。 MCを中心に寛いだ面々、中にはネクタイ+スーツ姿の男性陣を交えて涼しげに “お気の毒/なんとかせにゃ発言/ダム放流けしからん” を繰り返す。  NHKのニュースを読み上げるアナウンサーの服装は異常な迄に “きちん” としている典型だ。

 観ていて腹立たしくなるのは自分だけだろうか(尤も観ている自分等もエアコンを効かせた部屋で観ているに過ぎないのだが・・・)。

今にして想い出します:
 2年前の “熊本地震” の際、TBS系列の地元放送局記者が被災現地へ向かい、家が破砕した持ち主へインタビューしようとしたところ、 「こんなにバタバタしている。邪魔するんじゃないっ!」 と叱られていた。 それを観ていたキー局番組のMC(NHK出身の堀尾さんだった)がすぐさま地元記者へ 「今直ぐのインタビューは遠慮しておき、被災状況を伝えて下さい」 と言って引き取ったのは今想えば見事な仕切りだった。

被災者へ寄り添う報道であって欲しい:
  “自然は制御仕切れるモノではない” ・・・ と、何方か(おそらく地質学?の)専門家の方が冷静にコメントされている。 でもって前代未聞の災害はこれからも “毎年の様に必ずや起こる” に違いない。
 災害報道は重要だが、報道の仕方は “被災者ファースト” の “思い遣り” で願いたいものです(*1)。 せめて現地からの報道は地元放送局が一本化して被災者へのインタビューは最少限にして欲しいものだ。 地元放送局が一本化すればボランティア活動できるお若い記者を多数確保出来るのでは・・・自分にはせっせと支援金を送る事しか出来ないので好き勝手な事申しますが ・・・ m(_ _)m
-----
(*1):つい一ヶ月前のブログです:
 ”20180621:地震 ”速報” の在り方(NHK&民放を比べて)

共通テーマ:日記・雑感