SSブログ

20180814:不正審判(陸上競技) [雑感]

 ここまで落ちたか。
 或いは、”昔からあった” が誰でも情報発信できる時代になったので暴露されてきたのか・・・ “不正な審判が中学陸上でも発覚” したとの報道記事を読んで気が滅入ってしまった(日経紙:2018年8月10日付け社会紙面:”中学陸上で不正計測 山梨 全国大会出場のため”)。

 県大会で、全国大会へ出場させる標準記録に達した様に男性審判員が2選手の記録を操作していたとの事だ(男110m&女子100mハードル競争)。 ゴール写真判定を “胴体” ですべきを “首” 到着で置き換え、僅かではあるが0.01秒速くした。 当該審判員は “意図的” だった事を認めている。
 山梨陸上競技会が明らかにした(10日)。 驚くべきは、写真データーを受けた日本陸上競技会がこの8月2日に不正を発見・指摘した事から、山梨側が一週間後に “やむなく” 公表したと受け取れる記事内容だ。

 当該2選手は県出場枠で全国大会に出場させるとの事だが、心に深い傷を抱えたままで果たしてまともに出場・競技出来るのだろうか。

 “倫理観” を持ち合わせない大人が “しでかした罪” は深く、消える事は無い。
 同じ様な要因で起きた事件が女子アマレス、日大アメフト&チアリーディング、アマボクシング・・・と続いてきて今度は陸上競技に迄・・・といった感じだ。

 想い起こせば、東京医科大学の性別・年齢別で不当に差別する入試不正も原因を辿れば同じだ。
 まともな倫理観を持っていては上へ登っていけないのが大方の現実だからか。

 とすれば、内部告発も容易になった時代だ。 これ迄は隠蔽出来ていた同様事件がこれからはどんどん暴露されていくのだろう。
 何処まで拡散していくのだろうか。