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20181112:あのB.ゲイツ氏は語るが・・・(AI 時代の課題) [素人 AI 考]

 日経紙の単独インタビューで、あのマイクロソフト社創業者の一人であるB.ゲイツ氏が語っている:
  “人が輝く AI 時代へ”(出自:日経紙2018年11月4日)

① 技術を使いこなす ”知恵”
 新たな技術の開発によって、それ迄社会が抱えていた問題が解決する一方、同時に新たな問題も発生するからこそ、”使いこなす知恵” が求められる。

② AI ロボットへの “課税” が雇用を生む
 従来からの持論だ。
 即ち、AI ロボットが進歩して人間に取って代わって仕事を奪う場面もあろうが、結局は社会は人間の雇用を促す様な(高額な)ロボット税を課す様になるだろう。

③ 日本の課題とは
 科学・工学に関わる(優れた)技術者がいるが、結果を生み出すには “AI に適応出来る人材” の育成が大切。

 ①は技術の社会的特性を示しているものの、彼でなくとも指摘し得る事だ。 ②は海外でも異論が多い様で、自分も怪しいと想う。 その通りに行くかどうかを知っているのは神のみだろう。

 ③は少し “ピンぼけ” の様に自分には想えます。
 彼は日本の事情に詳しい訳ではなさそうだ。
 日本の科学者・技術者は AI-研究開発の最前線の “先端” を走る事はなくとも、最前線先端を走る人達の “すぐ跡” を追う事は可能だ。 つまり、原理を見いだす事は難しいが、一度理解出来た原理の応用は得意と言う事です( ← 現役の方からうかがっている “事実”)。

 従って、企業において本当に必要なのは、その様な技術者・技術を “正しく使いこなす経営陣” ではなかろうか。
 何方かが仰っていました ・・・ “AI の威力” をピンと感じている経営者は殆どいないって。


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