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20181126:下衆の ”勘ぐり” でしたが・・・(大相撲九州場所) [ただの私見]

 お相撲好き/稀勢の里関ファンの方々におかれては、”不快” のブログとなりますので、”スキップ” 下さいます様お願い申し上げます。
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 昨日、九州場所が終わった。
 波乱だったようですね。

 自分は格闘技好きなので、贔屓の関取がいる時は都内へ観戦に行ったり、TV中継を見たりするが、最近はあまり・・・

 今回の九州場所では白鵬関&鶴竜関が揃って休み、稀勢の里関が一人で綱を張っていたので、これは ”譲り” かな・・・なんて、こころの卑しい自分は勝手に勘繰っていたのですが、あに図らんや “まさかの4連敗” の後の休場表明。
 次の初場所で進退をかけるらしい。

 久方ぶりの日本人横綱のせいだろうか、世間では応援一色だ。 もし白鵬関か鶴竜関が同じだったら “綱の権威” とやらで “とっくに” 引退させている違いない。

 自分は、稀勢の里関については大関をえらく長く勤め、年間最多勝に輝いた時もあったが、抜きんでて強かったとの印象は薄いのです。 誠に申し訳ない言い分だが、審議会はその甘い規定で久方ぶりと言う事でしゃにむに日本人横綱を誕生させてしまったんじゃないか・・・そんな印象を持っていました(ファンの方、ゴメンナサイ。申し訳ありません)。
 その責任はどうした? 稀勢の里関は昇進後最初の場所で全てを出し切って賞杯を得たので、もう余力は・・・(再び、ファンの方、ゴメンナサイ。申し訳ありません)

 今は大昔、覚えている方は殆どいない筈だが、横綱 故・“千代の山関” が不振を極め、”大関からやり直したい” と迄申し出た事があった(勿論協会は許さなかった)。 それ程に横綱の地位は大相撲においては絶対的な存在だった筈だ。
 なのに、今では挑戦力士の方が稀勢の里関の取り口を徹底分析していて、充分な戦術を考えて対横綱戦と意識せずに “呑んで” かかっていた印象だ。 これは強いぜ。

 僅か2ヶ月で怪我を完治させ、自信を取り戻せるとは想えないがなぁ・・・復活出来れば一番良いのだが。
 日本人横綱だから・・・の気持ちはわかるが、ここで “温情” が入ったら格闘技ではなくなって単なる “ショー” になってしまう。
 今は昔、例の八百長相撲が激しく批判・非難されていた時代、相撲解説者・タレント活動で活躍の舞の*さんがNHKラジオ深夜便の中で、相撲界とは “粋” な世界と言われていた事を複雑な気持ちで想い出していますが・・・
 それで “国技” と言って良いのかどうか、自分は迷うのです。


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