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20190122:この方の外交感覚はOK(安倍首相 ”ラグビー聖地視察”) [ただの私見]

 毎年度、目くらましの様に “**戦略” を打ち立て、統計上は最長の好景気を誇る我が国総理大臣だが、その恩恵を受けている感じがしない自分から観てもこの方の外交感覚 “だけ” は特別だと感じ入っている。

 本当の評価は後世の歴史家が下すのだろうが、オバマ大統領からトランプ大統領への切替へ程に見事な “変わり身” は何処の国の宰相にも観られなかった。
 善し悪しは別に置いといて、これは素早かった。

 加えて、五輪パラリン2020東京大会決定についても、それに先立つ海外訪問の際に必ず当該国の五輪委員会委員への根回しを忘れずに積み重ねてきたからこそ、あの “オ・モ・テ・ナ・シ” も効いたのだ。
 官邸側近や外務省役人が訪問先スケジュールを組み立てている筈だが、五輪委員会へのネゴ迄は気が回っておらず、何度も “叱責” を受けていた・・・とのエピソード記事を覚えている。

加えて:
 本年開催のラグビーW杯2019日本大会に向けて、そんな安倍首相が英国を訪問した際にメイ首相と “トゥイッケナム” ラグビー競技場を “ちゃぁんと” 視察している記事を見つけた(日経紙:2019年1月11日)。

 この競技場はラグビーの “聖地”。 いわば "表敬訪問" であり、英国ラグビーファンへのアピールを意識しての事に違いない。
 2019日本大会開催にも深く関わっている森・元総理大臣が耳打ちしたのだと想うが、苦境に立つメイ首相を擁護し、加えてこのラグビー聖地訪問。
 これ迄の我が国総理大臣には絶対に観る事の出来なかったセンスだ。
 これだけは誰よりも支持します(勿論、政策・国会運営等々で賛否両論いろいろある事は承知しております)。


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