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20190123:トップリーグ&大学&高校選手権を観て(ラグビー@日本) [ラグビー]

 10日程前になりますが全国大学選手権が明治大学の22大会振りの優勝で閉幕して、今季ラグビー・シーズンがひとまず終わった。
 ラグビー・フリークの集まりもブログも一段落の感じなので自分なりのを・・・

1.トップリーグ(TL)選手権(兼・日本選手権):
①スコア:
  神鋼55 - 5サントリー@秩父宮ラグビー場(1月15日)
②印象:
 監督が代わるとこんなにも華麗なパス回しが出来るとはっ!
 驚き以外の何物でも無かった神鋼のワンサイド・ゲームで、日本代表選手を多数抱えるサントリーは為す術無しの試合だった(後半ベンチに退いた流(ながれ)さんの寂しげな顔・・・ちょっと忘れられない)。
 神鋼はTL優勝15季振り、兼ねた日本選手権優勝は18季振りの快挙だった。
 故・平尾さんも待ちかねていた事でしょう。

 尚、若手主体の順位決定戦である TL-カップ戦ではトヨタ自動車が初優勝(1月19日)しているが、これは観戦していない。

2.全国高校選手権:
①スコア:
 大阪桐蔭26 - 24桐蔭学園@花園ラグビー場(1月7日)
②印象:
 TV観戦。
 当然ながら神奈川県代表である桐蔭学院を応援していたのだが・・・大阪桐蔭の初優勝。 でも接戦で力の入った試合だった。
 両校選手らの今後の活躍を期待。
 来季には関西リーグや関東地区(対抗戦/リーグ戦)で見かける可能性大ですねぇ。

3.全国大学選手権:
①スコア:
 明治大学22 - 17天理大学@秩父宮ラグビー場(1月12日)
②印象:
 こちらも接戦。
 帝京大学10連覇を阻止した天理大が勝ってもおかしくない試合だった。
 但し天理側、トンガからの留学生3人組のパワー無くしては今季の活躍は無かったとも想うのは少し “複雑” な気もする(同じ印象は箱根駅伝出場校のメンバー構成を観ても感じる時がある。 決して自分は狭量では無い筈なんだが・・・)。
  この3人組のパワーはそれこそ “半端ない”。 通常選手の1.5倍とすれば(←根拠あるものではありません。仮にのお話)天理大は16.5名分の選手力を擁していた訳で、それでも明大は戦い抜いた感じだ。
 でもって明大は実に22大会振り。
 と言う事は、選手らは初めて母校の優勝を観た事にもなる。

4.自分なりの総括:
 どの試合も見応えありましたが、共通して感じた事は、

 ①主導権を相手に与えるリスクがあるハイパントやキックで陣地を
  稼ごうとしても思惑通りに行かない場面が沢山あった
そして
 ②フォワードの破壊力があって初めてバックスの展開が活かせる
 
・・・と言う当たり前の事だった様に想えます。 

 帝京大のフォワードは昔ほどではないなぁ・・・との印象を受けていましたが、今季はついに関西王者天理に屈した・・・と言う事でした。
 当然の事、出直しを計って来季に備えるでしょう。 それも楽しみ。

 これからは “サンウルブズ” の活躍とW杯に向けた “日本代表” の強化に期待しますが、果たして・・・(正直、不安の方が大きい)

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