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20190314:サッカー・ボールが川へ(中学生一人リフティング) [雑感]

 先週、二日続いた雨も止んで快晴に恵まれ、暖かった日の午後、鶴見川沿いの遊歩道をウォーキングしていた時に眼にした光景。
 そこの遊歩道から3m程下がった所、川岸との間にも少しばかりの広場があって、中学生だろうか、やや長身の男の子がサッカー・ボールでリフティングに余念が無い。

 自分の興味は同じフットボールでもラグビーの方だが、結構上手に続けているので “ぼーっと” 眺めていた。
 と、ちょっとした手違い、いや “脚違い” だったのか、ボールが名ばかりの広場を超えて川の中へ。

 ちょうどこの日この時間帯は満潮時で、海岸からの高低差が余りない鶴見川の流れが止まっていて、”運が良い” ことにはボールは川下に流れる事無く、目の先に浮いている。

 が、”運の悪い” ことには干潮時とは違って水深が深くなって取りに行けそうにない様に見える。
 はてさて・・・少年よっ! どうする?
 深みにはまったりしたら、自分の様な年寄りでは助けに行けないぞっ!

 が、少年は迷う事無く、膝近く迄濡れるのを構わずに川に入り込んでいき、ボールを回収したのです。

 只それだけの事でしたが、年寄りがただただ傍観しているのに気がついたか、少年は照れくさそうに笑っていましたが、結構清々しかったです。
 真新しそうなボールだったので、何が何でも取り戻したかったんだなぁ・・・それに何回か経験しているみたいだった。

 少年よっ! 将来はJ-リーガーを目指してんのか? その先は海外か?
 頑張りたまえっ!
・・・って勝手な事思い浮かべて(*1) ウォーキング続けました。

 ”老人と少年” のありふれた一コマ。 でも自分にとっては何故か気持ちの良い一コマだったのです。
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(*1):つい最近の第一生命保険(株)の広報によれば、子供が大人になって “なりたい職業” の平成30年間ランキングは、少年では “サッカー選手” が第2位(第1位は野球選手)だったそうな。
 J-リーグ発足時(1993年)から4年連続してトップだったそうです。
 因みにラグビー選手は一回もトップをとれなかったらしい (>_<)
 

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