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20190320:マンモスが復活? [雑感]

 S.スピルバーク氏監督作品 “ジュラシック・パーク”(1993年) を初めて観た時の驚きは今も覚えているが、それは高度に発達したCGの出来映えが主因で、生化学がどれ程発展すればこのシナリオが実現するんだろうかとの素朴な疑問が “心の澱” の様な感じで大きく残っていた。

ところが:
 恐竜ではないが、数万年前に絶滅した “マンモス” ではクローン技術で可能となるかも知れないそうです:
   日経紙:2019年3月12日・朝刊社会面:
    ”マンモスの細胞核再生” - 近畿大 クローンで復活に前進

 宮本講師@近畿大等が、マンモスの凍結化石から筋肉組織を取り出し、そこから “細胞核” を抽出してマウスの卵子内に移植したところ、マンモスと特定出来る細胞分裂直前組織に迄も成長した事を確認したと言う。
 この成長細胞から正常な細胞分裂が誘導できれば “マンモスの復活” がいずれかには可能となるとの談話が掲載されていた。

 遺伝子組換えとか、ゲノム編集、クローン等々のバイオテクノロジーや生化学の発展は恐ろしい程の進展をしていて、体細胞核さえあれば絶滅種の生命さえ復活させる事も将来は可能になるかも・・・とは、驚きと同時に、”恐ろしさ” も感じてしまいます。

 そう言えば今は昔、”パラサイト・イヴ” って言うミトコンドリアが意識を持ってヒトを襲って新種を形成させる・・・SFホラー小説があって、書き手が生化学専門の大学院生なもんだから偉く詳しい筋書きで、大評判を呼んだ事、想い出しました。

 そう遠くない先には、”ホモ・サピエンス” に代わって “ホモ・デウス” が支配する時代へとも言われています。
 素人からはただ一言。 “命を弄ぶことの無いように” ・・・専門家にはくれぐれもお願いしたいところです。
 


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