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20190325:もっと ”難しく” しなけりゃぁ・・・(高齢者ドライバー ”認知機能検査”) [ただの私見]

 自分等の様な丘陵地帯に住み、クルマ無しには日常品の買い出しが難しい後期高齢者にとって自動車免許証は必須だが、驚くべき記事を見かけてしまったのです:
  日経紙:2019年3月19日(火)朝刊社会面
   「認知機能 問題の恐れ」 49%
     75歳以上運転の死亡事故 昨年、警察庁

 2018年に交通死亡事故を起こした後期高齢者ドライバーは460名。 この内、事故前に認知機能検査を受けた414名の検査結果は
  - 認知症の恐れが認められる者(第一分類者):20名(4.8%)
  - 認知機能低下の恐れがある者(第二分類者):184名(44.4%)
で、併せて50%近くに認知機能の問題ありだった(警察庁調べ)。

 自分も昨年の免許更新時に認知機能検査を受けたが、採点結果は “100” 点(満点)だった(*1)
 が、これはウェブ上で検査問題の概要が公開されており、準備さえ怠らなければ簡単にスルーできる程度のレベルに過ぎない。

 多発する高齢者の “逆走” とか、特に “ペダルふみ違い”・・・これ以上悲惨な事故を起こしてはならない。

その為には:
 認知機能低下の恐れなしと判定された残りの210名も死亡交通事故を起こしている訳だから、もっともっと強い相関が顕在化する認知機能検査にすべきではなかろうか。

 簡単に言えば、”もっともっと難しく” ・・・ と言う事です。
 そして問題ありとの判定が下った時、半ば “強制的” な免許返還を義務づける・・・程度に迄しなければ高齢者による交通事故は減る事は無かろうと想うようになりました。

 クルマ無しでは “買い物難民” になりかねない自分等夫婦ですが、次の免許更新時に受ける認知機能検査が特段に難しくなって “ペケ” になったら “諦める” しか無い・・・と想う次第です。
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(*1):お時間あればご訪問下さい:
 - “20180306:自動車運転免許 ”返納” 制度を考える”



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