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20190625:強行犯罪 ”解説者” いろいろ [雑感]

 悲惨な、或いは猟奇的な殺人事件が起こるとTVのニュース番組、特にワイド版では警察/検察関係の “卒業生” の方々が解説に呼ばれて、ご経験を活かしたお話をして下さる。

 被害に遭われた方々への弔意とは別に、耳新しい観察視点や最新の鑑識技術等の紹介もあって、不謹慎ではあるものの関心を持たざるを得ない。

が:
 解説者の “質” もイロイロだ・・・と言う、極々当たり前の事にも気がつき始めました。
 去年の9月頃だったか、大阪市富田林署から脱走した犯罪人の行方についてキーTV局では多数の解説者に予想させていた。

 多くの方々は既に現場からは遠くへ逃げ去った可能性が大きい・・・と指摘されていたが、その中で只一人だった(との記憶に過ぎない)が、逃走現場からそう遠くない仲間の所に隠れて潜んでいるに違いない・・・って断定した方がおられた(多分そういうご経験があったのだろう)。

が:
 結果は坊主刈り・白昼堂々の自転車日本一周と称し、大阪府からは遙か西の山口県まで逃走していて、見事な迄にこの方の予想は “外れ” ていた。

 TV局に呼ばれる程の警察/検察OBであれば現場経験&解決歴豊富の優れた方々と想われるが、全くの “見当違い” を予想した例を見ると、犯罪者側が知恵を出し尽くした・・・と言う事だろうか。
 まぁ、TVでこれ程詳しく警察側の手の内・考え方をご披露しているのだから、犯罪者側もうっすらと裏をかける・・・って事、あるのかも知れない。
 そんな事、無い様に祈ります。


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