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20190829:”天国と地獄”(キングの身代金) [気晴らし事]

 今月の初めにNHK総合で “ファミリーヒストリー’仲代達矢編” が放送されていて、我がワイフ殿が夢中になって観ていた。

 自分もこのお方が好きで、舞台の方はとんとご無沙汰だが、昔から映画/TVドラマは殆ど欠かさずに観てきた(*1)
 放送を観終わった我がワイフ殿が
    “若い時の映画、それも時代劇じゃないのを観たい”

って言うもんだから、すぐさま “天国と地獄” を想い出し、DVD版を探していたら、たまたまだったがNHKBSで放送するのを見つけた:
  “天国と地獄”:放送日=2019年8月19日(オリジナル:1963年@東宝)

 面倒なので探すのを止めてこれを録画しておいた。
 一昨日見終わったようだ。

 黒澤明監督作品で、例の黒沢組メンバーが多数出演している他、メチャクチャに若い山崎努さんが犯人役だ(今では想像出来ない程にお若い ・・・ 失礼 (>_<) )。

 この作品はE.マクベイン’”キングの身代金” を原作とした子供誘拐ものだが、どういう訳かNHKはこの映画をBSで何回も繰り返して放送している。

 仲代達矢さんは30歳台前半時代ではなかったか、とてもお若く、美しい。
 彫りが深く、半端じゃない眼力に敵う役者はそういない(と想う)。
 後継は “渡辺 謙” さんだろうなぁ(海外からオファーが続く道理だ)。

ついでに:
 “天国と地獄” の舞台は横浜で、日の当たる港を俯瞰出来る丘は浅間台、そこを見上げるスラム街(当時)は黄金町等々、全て撮影場所が特定されている。
 後半、特にその更に後半は多少の “モタモタ” 感を受けますが、この映画にヒントを得た亜流版TVドラマも随分と造られているものの、勿論これを越えるものはありませんねぇ・・・
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(*1):昔の投稿ブログです:
  ”20180109:仲代達矢さんの事(2)


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