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20200118:70歳越えても ”働け” ってか・・・ [ただの私見]

 正に自分にとっては “驚き” の記事でした:
   「70歳越えても働く」 過半数
    60代、「人生100年」 を意識
   (出自:日経紙2020年1月11日付け朝刊第一面トップ記事)

 日本経済新聞社が昨秋に実施した調査結果だと言う。
 “70歳を越えてもなお働き続ける” ・・・その背景には勿論 “老後の不安” があるのだが、その理由は一に “健康”、ニに “生活資金等の経済面” だという。

 自分は、縁か巡り合わせか解らないままに70歳過ぎ迄働いていたが、担当業務の “ケリ” が付いた時点で “引退” の方を選んだ。

とは言え:
 実は腐れ縁の様に続く在宅デスク・ワークが今以てあるのだが、これは “惚け防止” ボランティアと捉えて無償行為だ( ← 仮に対価を得ると医療経費が20%、ひょっとしたら30%にもなるのでかえって負担↑になる ・・・ 一度経験している。 結構、”計算高い” んです、自分は)。

そんな経験から:
 アンケート結果も “よお~く” 解る。
 が、”生涯現役” って言うと何となく “ポジティブ” に聞こえるけど、それが代替可能なお仕事だったら、単に “若手の仕事を奪っている” に過ぎない。
 つまりは、不遜な言い方だが、"オンリーワン" の仕事を遂行できる年寄りがワンサカいるとはとても想えない。
 でもって、我が国のこれからの苦難の時代を生きなければならない若者等の働き口を塞いで、それで良いのか。

 それに健康とかお金の心配しながら働いて、一番大切である筈の “自己実現” が出来るのだろうか。

 自分は “食を極める” ・・・ と言うタイプでは無いので、”かび臭い” 言いまわしだが、”食べる為に生きる” のはご免だ。

それに:
 我が国の社会保険制度が何時まで持つのか、自分も含めて多くの方々が不安視しているのが現実と想うのだが、”健康は日頃からの自己管理” による要素が多い筈だし、難しい事だが若い頃からの “倹約/節約” の心がけ次第で可処分所得の大部は決まる。

 節約/倹約とは、世に氾濫する広告とか商品煽り記事とかフェイクニュースに惑わされないで “衣食住+健康+生きがい” を満たそうとする心がけの事だ。

 チャレンジ精神・・・大いに結構。
 だからと言って、あの資格/この資格、あの商品/この商品、あの活動/この活動等々・・・煽られて “お金と時間を使う” 事とは違う。

 ましてや漫然と過ごして60歳台に入ってから慌てて・・・では間に合わない。
 政府は “全世代型” なんぞと言っているが、私ら高齢者層に同情してはいないし、助けてくれるなんて期待出来ない。
 だからして高齢者の経験から申し上げれば、お若い内からそれなりの ”自律” が大切・・・デス。
 以上、必ずしも “そうは出来かねた者” の “つぶやき”・・・に過ぎません。


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