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20200124:阪神・淡路大震災から25年 [雑感]

 一週間前の1月17日は、阪神・淡路大震災から25年目の日だった。
 多くの方がブログ投稿されていたし、TVでも沢山の追悼番組が組まれていて、片っ端から録画して昨日迄にほぼ全てを観終えた。
 また先週には、神戸市出身の飲み友から被災経験を改めて伺った事でした。
 高架高速道路が崩れ落ちた悲惨な光景はまともには観ていられない・・・その想いは今も同じだ。

さて:
 自分は前日16日23時過ぎからのNHKラジオ深夜便の特番をずっと聴いていた。
 中でも、被災地周辺の “25歳未満の若者” ら、即ちこの “震災未経験者ら” が “より若い世代” へ “語り継がなければならない事とは” の課題に取り組んでいる事例が多く紹介されていて、心を打たれた。
 また “3.11被災者” との交流もあって、少しでも風化させまいとする若い方達の活動も改めて知らされた。

 自分を含めて愚痴が先行しがちな多くの大人等と比べて、若い世代の前向きな姿勢が聴き取れて、正直恥ずかしい想いもした次第だ。

ところで:
 急速な高齢化社会の進行と共に格差社会が拡大し、同時に若い世代の負担が一方的に増える中、”世代間正義” と言う用語が定着しつつあると聴いた。
 “全世代型社会” と言えば聞こえは良いが、その実、若い世代への “しわ寄せ” が顕在化しているとの事で、その解決の方策の一つとして
   “年寄よりも若い世代の声が反映する新しいコンセプトの民主主義”

が必要だとの主張を聴いた。
 今回、大震災を語り継ごうとする若い世代の存在を知って、この主張を素直に受け入れる事が出来る気がします。
 最後になりましたが、被災された方々、ご遺族の方々に心よりお見舞い申し上げる次第です。



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