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20200202:今度は ”黒人風髪形” 白人モデルが槍玉に [雑感]

 これも一種の “識別” 意識なのだろう(*1)
 “コムデギャルソン”(=日本発ファッション・ブランド)が、17日にパリで発表した2021年秋冬コレクションの中で、”コーンロウ”(トウモロコシ様に編み上げた髪形)カツラを白人モデルに着用させたのが “文化的に不適切” と批判されている(出自:日経紙2020年1月22日付け朝刊社会紙面)。

 個人の着用だったら白人だろうが、誰だろうが問題になる筈の無いところが、目立つ人気ブランドだけに “すぐさま反応” する人達がいたと言う事だ。
 先のラグビーW杯日本大会で大活躍した日本代表チームのフッカー堀江選手の髪形もコーンロウ風だったが、ご本人の伝では “スクラムの時、相手側選手が嫌がるから” ・・・って報道があったっけ。
 でも問題視された記憶は無いがなぁ・・・

 一年程前には逆に “プラダ” が槍玉にあがっていた(*2)
 こちらは、肌を黒色、分厚い真っ赤な唇・・・相当デフォルメされた “ちびくろサンボ” の様な人形のイメージ・キャラが “黒人蔑視” と捉えられた。

 欧米でこんなトラブルがしょっちゅう起こるという事は、逆に白人等の人種識別意識(*1)が如何に “とんがっている” かを如実に示している事に他ならない。
 例のヘンリー王子@英国の奥様の血筋が繰り返し*2 “しつこく” 喧伝されている事も王室離脱決意の一つと指摘した “事情通” もいた。

 表向きの平等意識が如何に “薄っぺら” なものか、逆に示している様にしか自分には見えません。
 まぁ、私ら日本人の自意識/識別意識も相当酷い・・・との指摘を受けた事もありましたが・・・(*3)
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(*1):ここではあえて “人種差別” とは言わない事にします。
(*2)20190102:”イメージ・キャラ” の捉えられ方(”オット”@プラダ)
(*3)20180504:”偏見”・”差別” は無くなるのか