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20200213:新型肺炎あれこれ想う [ただの私見]

 新型コロナ・ウイルスによる感染が拡がっている。
 何処の国の方であれ、感染された方々の速やかな回復を願うばかりです。
 以下は先月央頃からの書き溜していた雑文です。

1.”感染地域” を観て気がつく事:
 それは
  ① 中国大陸沿岸諸国への濃密な感染が圧倒的で
  ② アフリカ&中南米への感染が異常な程に報じられていない
事だ。

 ②は南半球諸国で、邪推に過ぎないが “医療体制が貧弱” なところでは感染そのものの医療判定さえ怪しいだろうし、トンチンカンな素人考えでは “今は夏季” だからのせいもあるかも。

 ①でも北朝鮮の様に、恐らくは管制をひいて一切報道しない所もある様だが、全体を俯瞰すると中国との “オープン” な経済交流/文化交流が盛んな国程 “感染度が高い” 様に感じる。
 我が国の感染が高い事もそうだし、良いにつけ悪いにつけ中国が経済の中心となっている事をまざまざと見せつけられているかの様だ ・・・ 今や ”景気は中国次第” ってか。

2.それにしても:
 中国が情報公開し出してからの英語圏SNSでは、怪しげな出所(生物兵器説/細菌研究所から流出説等々)とか東京五輪パラリン中止とかを捲し立てるフェイク・ニュースが異常に多い・・・無責任な愉快犯って奴らは何処にでもいる様だ。
 それでも中国の “圧力” は凄まじい様だ・・・ “WHOでさえ忖度している” 始末だとの報道もあって、妙に “納得感” があるのが嫌らしい。

3.感染病を専門とする医師からは:
 “持病持ちの高齢者” が罹患すると “重症” になり易いとの指摘だったが、それは “当たり前だのクラッカー” だ。
 だって、そういう高齢者は “免疫力” が低下しているのが普通だからで、その程度の事は専門家で無くとも解ろうと言うモノだ。

だが:
 いち早く感染症の警報を鳴らした武漢在住の歯科医(39歳)が罹患して亡くなった事を受けて、フジTVニュース番組に出演された著名な高齢解説者(=前回の米国大統領選で国内唯一、現大統領選出を予測)は
  ”いい加減な事をっ! ちっともそうじゃぁないじゃないか”

って喚いていらっしゃった。
 まぁまぁ、ここは “落ち着いて*2”。
 まだ未だ新型コロナウイルスの素性は解っていないんだから・・・

4.でもって “自分等なりの対策” とは:
 モリカケ/桜疑獄/選挙違反/公文書偽装隠蔽/IR贈収賄等々で政府への信頼は大きく下がっているのだが、それでも正しく取り組み、国民を正しく導く事を “信用するしか” 自分等老夫婦には手は無いし、それが "もの悲しい"。

5.ところで話は逸れますが・・・:
 政府の対応は ”後手後手じゃないか”・・・っての指摘もある様だが、普段からの危機対策プロトコルを整備していた訳じゃぁないから、今更言ったってしょうが無い・・・残念ながら “そういう国” なんだって、我が国は。
 "検査キット" を開発するなんて言うけど、簡易型であればある程に "感度"・"精度"・"再現性" に課題が残るモンなんよ(医療に限らず、およそあらゆる事象がそうなんよ)。
 ノーベル賞を受賞した "PCR法" だって万能では無い。
 政府には、あんまりノーテンキな事は言って欲しくない。

一方で:
 米国はあらゆる有事の際の手順(SOP=標準的操作法)が整備されていて、今回の事件でもそれに従って粛々と対応している・・・って報道もあった。
 米国ではむしろインフルエンザが猛威を振るっていて、今季既に2200万件/入院21万/死亡1.2万人(as of Feb.10th 2020)と公表されていて、新型コロナ肺炎どころでは無いらしい。

我が国政府は:
 これを契機として、オーストラリアの様に孤島に避難施設を整備するとか、あらゆるお薬とか検査試薬/検査機器/治療用具類を備蓄しておく様な機構を整えるとか、いざって時の医療関係人材/施設のDB(データーベース)化とか進めれば現役の方々の安心材料の一つになるかも。
 いくら何でも少し位の整備は進んでいる・・・って信じたいモノだが。

6.さて “自分等なりの対策” に戻って:
 自分等の行動基準としては、不要不急の “人混みへの外出” を控え気味にしている事だろうか。
 つまりは、買い物/”飲み会” 等の外出回数を極力減らし、ネットで調達出来るもの、及びクルマで来てくれる出張販売を可能な限り利用する事として、クレカを大活躍させる。
 まぁ、"家飲み" が随分と増えました。

7.ところでマスクが極端に不足しているとの事だが:
 我がワイフ殿は用心深くて、一年中マスクを “1枚/人/日*1ヶ月分” 用意してあり、店舗で品薄になった今でも慌てるこたぁない。
 ご近所で幼児と赤ちゃんを抱えた若いご夫婦が “なかなか手に入らない” ・・・ って聴いて、お裾分けした程だ。

8.マスクって言えば情けない事に:
 メチャクチャな値段をつけてネット転売目的に大量に買い占める不届きな奴らが跋扈している様だ。
 何でも自由平等であって良い訳ゃぁ無い。
 商業行為の自由よりも健康被害を守る事の方がはるかに重要な筈なのに・・・ネット上のそんなサイトの運営者は何故売買制限をかけないのか、プンプンです。
 こんなモノは絶対に買ってはなりませぬ。

9.第一:
 ウイルスなんて奴らは、医療用ならいざ知らず、一般に売られている不織布製マスクなんぞは簡単に通り抜けるサイズの筈だし、過度に信頼するのはむしろ危険じゃぁなかろうか。
 予防なんて “とても*2”。
 精々 “咳エチケット” の為くらいしか期待出来ないんじゃぁ?
 “手洗い” の方がはるかに重要だと想うがなぁ・・・

10.とにかく:
 根拠の無いネットニュースに煽られないで、政府発表&TV/ラジオ報道を冷静に観て聴いて、何時になるか解らないものの “終息(?)/収束(?)宣言” を待つ事にしています。
 それしか出来ません、私ら老夫婦には。

11.因みに:
 “サーズ”(SARS:重症急性呼吸器症候群)は終息宣言でているものの、”マーズ” (MERS:中東呼吸器症候群)には今でも出ていないし、特効薬はないそうです。

12.んな訳で:
 私ら高齢者は “罹患したら覚悟” ・・・ しきゃか無い(おそらく)。