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20210402:”万死に値する”(政治屋も都職員も厚労省職員も) [雑感]

 政治屋にも公務員にも "一部に違い無い" と信じたいが、"万死に値する奴等" が多過ぎる。 もぅ - - - うんざりだ。

1:政治屋
 金をばらまいた買収容疑で公職選挙法違反に問われていた河井元法相が "一転" して買収行為を認めて議員辞職した。 その際に己の行為を
  "万死に値する"
と言ったそうな・・・今更乍ら嗤わせる。
 だが、"執行猶予狙い" が見え透いているとの専らの噂だ。
 法治国家足る大元を束ねる法相だっただけに本当に万死に値するどころが、"その通りであって欲しい" とさえ想うのは老生だけではあるまい。

2:と想っていたら・・・
 東京都職員にも同じ様な奴がいた:
   "泥酔の都職員 個人情報紛失"
    - 緊急事態下、路上で寝る
   (日経紙:2021年3月23日朝刊社会面)

 東京都児童相談センター(@新宿区)勤務の都職員(23歳)が、
  - 緊急事態宣言下の3月12日に
  - 勤務後18~23時迄、外部知人3名と
  - 新宿区周辺の飲食店2軒で飲酒し、
  - 帰宅時に利用したタクシー降車後に路上で寝て、
  - その間、児童10名分の個人情報を記したノートを鞄ごと紛失

したと言う。
 この宣言下では、都は飲食店に20時迄の時短営業を要請していて、当然の事ながら都職員へも "複数人会食" & "不要不急外出" の自粛要請を出していた。
 都民へ要請する以上、地方公務員たる都職員への要請は "指示" も同様だ。 この職員はこれに背いて、要請に従わないでいる飲食店を利用した上に、相談を受けた児童10名の個人情報を不法にも職場外へ持ち出し、更にそれを紛失した訳で、地方公務員としての自覚も資格も疑う。

 小池都知事の要請に従って時短営業に協力した為に死活に直面している飲食店関係者等から観れば、こんな都職員は正に "万死に値する" と想うに違い無いし、多くの都民の中には "要請に素直に従うのは阿呆らしい" なんて想う人が出ても不思議では無かろう。 "深く反省" なんて事を言っているらしいが、生ぬるい責任のとらせ方で収まって良い筈が無い。
 "不寛容" な風潮を批判する所謂 "識者" が目立つが、こんな政治屋や公務員がいる限り "寛容にも限度がある" のでは・・・と老生は想う。

ついでに:
 件の職員の肩書きは "主事" との事だが、入庁して見習い期間後に直ぐ付く肩書きであって、部下持ち職位と言う訳では無い。 要するにペイ*2職員だ。
 新人同様の職員が個人情報を勝手に外部に持ち出す・・・東京都であっても情報管理教育が行き渡っていない事がバレてしまった様だ。
 小池都知事にはお得意の英語よりは地方公務員足るべき基本をお教え願いたい。
 "横浜都民" からの願いではありまする。

3:と、ここ迄書き上げたら・・・
 今度は破廉恥にも厚生労働省職員23名が3月24日に仲間の送別会を深夜迄開いていた事がバレてしまったとの報道だ(3月30日)。
 緊急事態宣言は解除されたとは言え、都は継続して飲食店へ21時迄の時短営業を要請していて、その足下での、しかも感染症対策本部足る担当省の職員が団体で犯した罪だ。
 今回のコロナ禍が始まった昨年1月以降、常に付きまとっていた "担当者/当事者意識" の欠如が省全体に蔓延している事を示している証左ではないのか・・・とさえ言える。
 此奴等23名は完全に "ワンストライク・アウト" にして欲しい。 つまりは、本当に "万死に値する"。
 厚生労働省の罪が又一つ増えた。

ついでに・・・:
 大宴会を張らせた課長の所属が報道されている(老健局老人保健課長)が、個人情報とやらでその氏名は明かされていない。
 だが、中央官庁の幹部職員はその個人名がそれぞれのウェブサイトで公開されていて、今回の厚労省幹部職員も例外では無い。 その役職&氏名で紐付けされた個人情報の幾つかはネット上で直ちに見つけられるから、彼の学歴、及び入省以降の職歴、付き合いのある業界団体での講話等、全部筒抜けだ。
 今回の件で何らかの形で責任を取らされて処分されるだろうし( ← 素早く官房付に更迭されている)、最早これからの栄達は望むべくも無い。 その上、仮に退官しても引き取り手は限られるし、本来は無関係である筈の家族ですら周囲からも責められるだろう。
 "一発アウト" とは正にこの事だが、狭い了見の持ち主なので自分は同情しないネ。

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