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20220610:値上げ容認・・・これが報酬¥3500万の日銀総裁の認識だってさ [雑感]

 6日に開催された都内の講演会で黒田日銀総裁が
   日本の家計は値上げ容認度高い

と言い放ったそうで、SNS上ばかりか国会でも大批判を招き、7日には形ばかりの "釈明" に追い込まれ、抗しきれなくなった8日にはついに国会で "テッカイ" 宣言だ。
 "撤回" は国会先生方のお得意技だったが、日銀総裁もお得意だったとはなぁ・・・

 そりゃぁそうだろうて。
 日銀総裁の報酬は¥3500万円(2021年度)程で、相次ぐ値上げに青息吐息の一般庶民の感覚とはかけ離れ過ぎている御仁だ。
 的外れも良いとこだが、下々の事なんか興味も関心も無いから解っていないし、解ろうともしない。

 尤も、一説には 「日本全体の家計の事を指しているのであり、コロナ禍で外出/会食/遠出/旅行等に回す予定だった自粛経費が備蓄されているので値上げに耐性がある」 ・・・ と解せばOKとの見方がある様だが、老生はこれには同意出来んなぁ。
 何故って、一向に実現されない賃上げの下では、いくら自粛経費があったところで今の値上げラッシュにはそう長くは持ちこたえられないからだ。
 所詮は所得余裕のある評論家の言い分に過ぎない。

 今の日銀総裁は、就任早々の2%計画インフレを打ち出していながら、金融政策では失敗だらけで、今の超円安を招いた張本人のお一人だ。
 円安とは、結局は "賃金の安売り" に過ぎない。 なのに責任をほったらかした上、任期まで居座り続けるつもりの様だ。
 ¥3500万円もの報酬があれば、我が国の労働者の賃金なんぞに眼を向けんだろう。 こんな認識の日銀総裁でまともな金融政策の舵取り出来るんか?
 これも "Jの悲劇" ・・・としか言い様がないと想うのは、老生だけではあるまい。
 どうなるのかなぁ・・・この国は。
 どうにもならんなぁ ・・・ (>_<)

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