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20230513:”リンカン”/”マガリャンイス” ・・・ って誰? [雑感]

 今も昔も外国人の名前を日本語で表記する事は難しい。
 最も有名とされる例の一つに Johan Wolfgang Goethe がいて、
   ギョーテとは俺の事かとゲーテ言い

と笑い話にされるほど "Goethe" の日本語化は "困難" を究めていた( ご関心あればネットで多彩な呼び名が列記されています )が、今は "ゲーテ" で落ち着いている。 が、自分の経験では
   (ギョーテと言うつもりで) ゲーテ

と言うのが一番通じが良かった。

 大統領@米国 "リンカーン" を始め、歴史を飾った偉人等もその例に漏れない事を最近の新聞記事で知った:
   "社会の教科書 ここが変わった"
   (日経紙:2023年5月6日付け朝刊土曜特版紙面)

 この記事に依れば歴史上の事件の呼び名も随分と "更新" されているらしい。
 人名の方は母国語に近い様に日本語化されていて、
   リンカーン ⇒ リンカン(米国語)
   マゼラン ⇒ マガリャンイス(ポルトガル語)
   ルーズベルト ⇒ ローズベルト(米国語)

が事例紹介されていた。
 自分は "リンカン" といわれても "リンカーン" と気づくのにしばらく時間がかかる世代だ。 ましてや "マガリャンイス" って言われたら、あの世界一周冒険家 "マゼラン" とは気がつく事は "金輪際無い"。

 因みに我が息子に聴いたところ、教科書ではリンカンとの表記だったらしいが、話し言葉ではリンカーンって言うらしい。
 複雑だなぁ・・・

ついでに:
 全く別の話だけど、"R" と "L" の区別を、例えば "ら" 表記と "ラ" 表記で区別して欲しい・・・今は昔から想っていたがなぁ。

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