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20230516:脚本競争 - ”人” vs. ”AI” [雑感]

 既に特定分野に於いては人智を超えているAI ・・・ そのうねりが "脚本" 分野にも及びそうなのか、ハリウッドでは脚本家が失職の恐れからストを決行中だとか:
   ハリウッド スト影響拡大
    - 脚本家1万人超 映画製作に遅れ
   (日経紙:2023年5月10日付け夕刊第一面トップ)

 背景の一つとして "AI活用方法" を巡る映画等制作者側と脚本家側との対立が指摘されている。
 即ち、脚本家側は、
   AIは既存作品への "著作権侵害" や "盗作" の懸念

があるとして、
   作品の原作造りには関わらせない

様に制作者側へ求めていて、テクノロジーの余りの急速な進歩による失職の恐れがあるとの指摘だ。

しかし:
 既存作品への著作権侵害や盗作の懸念はAIに限った事では無いのではあるまいか。
 私等は、ヒット作品の二番煎じ/三番煎じ等々でそれをいくらでも観聞きしているのを経験しているし、突出したアイデアをパクりながら、骨抜きにしてしまう脚本っていくらでも見受けられる事から、
   人間様の脚本家にだって著作権侵害/盗作の懸念

は皆無では無い。

 AIの進歩/革新が止まる事はあり得ないから、それを活用して私等を夢中にさせる様な脚本を新たに作り上げる事が出来る才の持ち主だけがこれから生き残る脚本家ではなかろうか。
 誠に無責任な言い方だと承知しておりますが、今や
   凡庸な脚本家はフェイド・アウトしていく

そう言う時代に入ったんだと想う次第デス。

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