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20230519:今は昔のビデオの楽しみ方 [気晴らし事]

 ハマるのが怖いのでネット経由の映画鑑賞は絶対にしないが、昔録画しておいたVTRやDVDを時には観るのも楽しい。

その1:
 ミステリものの多くは犯人と演じた役者さんを覚えているから、脚本の出来/不出来が改めて良く解る。
 それに、今は主役か準主役を張る方が "ちょい役" で出ているのに気がつくと想わず
   "生き残って良かったねぇ"

って想う。
 反対に、昔は主役張っていた方が今は観る影も無い場合、浮き沈みの激しい世界なんだなぁ・・・とも想わずにはいられない。
 まぁ、これは観る方の勝手な想いだが、犯人側に立つ役回りではかっての華やかな面影は無く、侘しささえ・・・

その2:
 彼岸に旅だった役者さんを観るのは懐かしい・・・って想うよりも、この時から**年程経っての旅立ちだったのかとか、このドラマ撮影中の体調はどうだったんかなぁ・・・なんて、チコッとシンミリ感を抱く。
 ついこの間なんか、"ブラック・レイン" を観ちゃって、故・高倉健、故・若山富三郎、故・松田優作等の "快演&怪演" を楽しんだところでした。

その3:
 主人公が旅先でたま*2に降りる木造駅舎が映っていると感激しますねぇ。 特に寂れた、朽ちかかった様なのだとひときわ旅心が刺激される。 故・丹波哲郎&故・加藤剛編’ "砂の器" に出てくる駅舎がなんとも言えない。

その4:
 大抵のCMはカット編集しているけど、時に残っているCMがあったりして観ると、今では考えられない位の "どぎつい" のがあったりして、こんな下らんので買う気がおこっていたのか・・・なんて想っちゃうのが多い事に驚く始末です。 あの頃は実入りも良かったか?

その5:
 国内航空ではTDA(東亜国内航空:幾多の変遷を経てJALに吸収されちまった)機での飛行場面が撮影によく使われていた。
 この会社の羽田⇔新千歳/羽田⇔福岡フライトでは "ワイン・サービス" があって、それがチコッと楽しかった。 JALもANAもそんなサービスは無かった時代でしたがなぁ・・・
 そうそう、TDA機は羽田着陸時、JALやANAよりも可成り急降下して東京湾へ突っ込む様な感じだった。 いつもチコッとしたスリリングな気持ちだった事を想い出しました(その2&3:敬称省略)。

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