SSブログ

20230522:報道機関の矜持はどこへ・・・ [雑感]

 今話題の芸能事務所性加害事件・・・元を正せば前世紀末(1999年頃)に "文春砲" が疑惑を暴露し、最近になってBBCが報道していたものだ。
 民放はおろか、NHK迄もが抜き差しならない程に実情が明らかになってきても正面からは取り上げないで来た・・・つい最近まで。
 理由はその事務所所属の人気タレントを擁した番組維持の為で、報道したら最期、人気タレントの出演が出来なくなり、視聴率を稼げなくなるからだと言う・・・ありそうなこっただが、こんな報道機関は、実は結果として加害者側に寄り添っていた・・・って言えるんじゃないか。

 "絶対正義" を求め、権力に与せずにその不正を明らかにし、広く知らしめる事を誇りとする矜持の持ち主・・・とは表向きに過ぎず、ホントは数字を稼ぐ事に汲々としているって訳なんだ・・・って事、今更ながらではあってもバレ*2で良く解りましたよ。
 真面なコメントを吐き出す "MCが誰一人いない" ・・・ って我がワイフ殿の怒りは相当なもんです。

ついでに:
 ハリウッドでも実力者による性加害事件が暴露され、
   #metoo運動
として業界&国を超えて "広く" 発展していき、あらゆる加害者側が社会的制裁を受ける様になった。 そんな国&業界はそれでも正常だ。

が・・・:
 我が国ではどうなるのか・・・残念ながら老生は悲観的だ。
 我が国の映画界の舞台裏でも似た様な事があったとは、かっての有名女優があの "私の履歴者"(@日経紙) で実名記載している程で、その相手が有名過ぎるあの "名" 監督だった。
 実に乱れた業界だったとの印象しか持てない。

 こう言う用語は今は禁句だと想うが
   女遊びは芸の肥やし

って平気で嘯いている業界/業態さえある国だからな。
 被害の有無にかかわらずに風評に晒されているタレントさん等が気の毒過ぎる感じだ。
 げっ!・・・だね。

共通テーマ:日記・雑感