SSブログ

20180111:ジェネリック医薬品 [自分の事]

 年末にデスク整理していたら、昨秋、神奈川県後期高齢者医療広域連合と言うところから "ジェネリック医薬品に関するお知らせ" が届いていた。

 後で見ればいいや・・・と片隅に置いていたら、いつの間にか忘れていたものだ。
 過月に支払われた薬剤を "同一成分のジェネリック医薬品に切り替えると自己負担額を¥**円減らせる可能性がありますよ" との知らせだった。

 我が国ではジェネリック医薬品の使用度合いが低く、国民皆保険医療制度維持の為にも切り替えが勧められている事は勿論承知していた。
 が、負担減額が心動かされる程ではなかった。

 う~ん・・・どうしよう。

 自分は現役の頃、素材メーカーに勤めていて、新素材の製造法とか利用法に関わる特許を多数申請・取得していた。
 製造法とか使用方法に関わる特許の場合、特に医薬品の場合には新薬の開発から使われ始める迄の期間が20年前後(以上も)かかる。
 開発費も莫大だ。
 これが長いとは言えない特許有効期間が切れ、全く同一成分の後発薬が難なく登場する事に、正直 "素直になれない" ・・・ そんな気持ちが未だに続いている。
 こんな自分は偏屈な年寄りに過ぎないのでしょうか?

 う~ん・・・どうしよう
 正直、悩んでいます。


共通テーマ:日記・雑感

20180110:冬は寝袋 [自分の事]

 "春はあけぼの" らしいですが、"冬は寝袋" です。

 自分はこの歳になっても、とても寝相が悪い。
 夏はタオルケットを蹴飛ばし、冬は毛布とかかけ布団などを撥ねのける・・・恥ずかしい限りです。
 そんな中、今季は厳冬が続き、いくら部屋を暖めても木造家屋だと明け方は冷えるせいか、朝起きると鼻水が出たりするので、思いあまって封筒型の "寝袋" を使い始めました。

 仕様書では適用温度域は "-10℃以上" との事で、包まって数分すると足の方からホカホカと暖かくなり、寝付きがバッチリ。
 寝袋だと寝相の良さ・悪さを選びませんので、この冬を楽々過ごせるようになりました。
 もっと早くに気がつけば良かったのにっ!
 柔軟な水平思考が乏しくなった証拠かも?
 トホホ・・・ (>_<)

共通テーマ:日記・雑感

20180109:仲代達矢さんの事(2) [気晴らし事]

 半年前のブログ:
  "20170712:仲代達矢さんの事"
の続きです。

 年末のNHKBS1で特別番組として
  "仲代達矢 命と向き合う
     (2017年12月27日:1800-1851) ・・・ ①
が放送された。

 これは、いわばBSフジのサンデースペシャル:
  "役者 仲代達矢 走り続ける84歳
     (2017年6月11日:1900-2055) ・・・ ②
の後編っぽい。

 ②では演劇と映画の両方で出会った脚本家・監督・役者等との交わりを思い出の形で、更に秋より公演する舞台:"肝っ玉おっ母と子供達"への抱負を語らせている。

 ①では既に85歳を迎えており、体力が衰え、慢性と想われる喘息と腰痛を抱えながらも無名塾生等との稽古、更に能登から始まった舞台の様子を描いていた。

 この劇は20年程前に失った愛妻宮崎恭子さんへのオマージュを込めた思いがひしひしと伝わってきておりました("最後の舞台" のつもりらしいです)。
 大声を発生する舞台は映画・TVドラマとは違った体力を著しく消費する活動だろうが、 "命の大切さ" と "平和の尊さ" を訴えたいと語っていて、その力強い生き方は羨ましい限りです。

 しかし彫りの深いお顔付きはお幾つになっても舞台で栄えますねぇ・・・

共通テーマ:日記・雑感

20180108:”ローターリーエンジン生みの親” 逝く [故人を悼む]

 山本健一氏が昨年12月20日に亡くなられた(各紙2017年12月26日付け訃報欄)。
 享年95歳。

 天寿を全うされたのだろうか。
 技術系人間にとっては、理想的なエンジンとされながらも不可能と言われていた "ローターリー・エンジン" の量産実用化(マツダ)に成功された(1967年)伝説の方だ。

 当時のマツダ自動車は独特のフォルムをしていて、ローターリー搭載車はクルマ好き若者のあこがれの一つだった(自分には手が届かなかった)。

 米国で燃費が騒がれだし、当時、レシプロ対比で不利だった事が惜しかったです。
 黙礼。

共通テーマ:日記・雑感

20180107:またもや ”オリエント急行” ・・・が [ミステリ三昧]

 A.クリスティの名作 "オリエント急行殺人事件" がまたもや映画化され、現在公開中だ。
 今回のポワロ役はシェークスピア劇で知られたK.ブラナーだ。
 この原作、余りにも有名で、犯人("達")の事は誰でもが周知の通りだが、ポワロがどう裁くのか、エンドシーンが見ものだ。

 と言うのも、この作品の結末は "法と正義" の在り方と言うか、鬩ぎ合いが微妙で、其処に西洋ならではの “神との関わり” もあるとされているからだ。
 ポワロは真相を見抜くが、事件の本当の解決は出来ていない。
 この映画ではどう裁くのか、脚本家・監督の哲学が問われるのだが・・・

 自分は、リアリストらしく悩まずに解決してしまう1974年版、A.フィニー演ずるポワロが原作に近いと感じる(*:末尾ご参照)。

 TV ドラマで余りにも有名なD.スーシェ版は、法と正義の板挟みになったポワロが神に助けを求める・・・テーマを重く描き過ぎの感じで "いかがなものか感" が強い上、D.スーシェの加齢が進みすぎ、気の毒な感じが先に来て、感情移入が出来ない。
 力作だとは想うものの、余り好きな作品では無い(観ていると滅入ってしまう)。

 この他、A.モリナが演じた長編ドラマ版(2001年@米国)もあって、こちらは原作を大胆に現代に置き換えて、ポワロはPCさえ使いこなし、解決もあっさりとしたもので、識者による評価も高くはない。

 そう言えば日本版もあって、野村萬斎氏が演じた TV ドラマもあった(フジTV:2015年)が、脚本が三谷幸喜氏だけあって意外な程に魅せた事を覚えています。
 "そして誰もいなくなった" の日本版も一年前にありましたが、CGがチャッチぽかったものの期待外れではなかった。
 結構、"日本版" って健闘していると言えるのでは?

(*):以下、蛇足です:
 A.クリスティの名作 "そして誰もいなくなった" も同じコンセプトが背景にあって、それは "法が裁ききれなかった罪" を "正義" が裁いて "罰" を与える ・・・ 過去、卑劣な犯罪を犯して逃げおおせている犯人を、("法の番人" が) "法に背いて迄も罰する" 事の是非がモチーフになっていると言えます。

 その是非は、生まれた時に洗礼を受ける宗教が身近にある社会では狂おしい迄の未解決課題なのでは・・・と宗教とは縁遠い自分には想えるのです。
 杉下右京氏@相棒の様な方は、自分の正義=法ですから、迷う事なく法通りに真犯人達を逮捕するのでしょうが、そこには "深み" は感じられない。
 そう言えば貴乃花親方の行動にも・・・う~ん、これは余計だったかも。

ついでに:
 それにしても何十年も前の時代背景の映画を鑑賞するのは古い世代だけなんじゃなかろうか?
 若い世代の方々が関心を持つとは想えないがなぁ・・・
 (所謂 "時代劇" ファンは年寄りだけだし、"NHKの朝ドラ" だって、その時代背景を知っている世代が頷きながら時計代わりに観ているだけだと想うが・・・)

最後に:
 A.クリスティの日本版と言う事で想い出しました。
 大昔に伊東四朗氏が探偵の主役を演じたドラマがあって、手持ちDVD-Rのメモ書きを見ると、
  名探偵赤富士鷹:
   - ABC殺人事件(NHK;2005年12月29日放送)
   - 愛しのサンドリオン(NHK;2005年12月30日放送)
     (原作:ゴルフ場の殺人)

 今のNHKは民放のヒット番組のパクリが多いらしいですが、昔はこんな茶目っ気たっぷりの番組もあったんですねぇ・・・
 そう言えばお気に入りの一人である浅野忠信さんが "ロング・グッドバイ" を演じたこともあった・・・
 う~んっ ・・・ いくらでも出て来るのでここらで止めときます (>_<)


共通テーマ:日記・雑感

20180106:新幹線&アムトラック列車事故に驚く [雑感]

 年末には信じられない重大な列車事故があった。

 一つは12月11日の博多発東京行きのぞみ34号の "台車ひび割れ" で、名古屋駅に停車中の写真を紹介されたブログもありました。

 自分は北九州市内の*大学の指導を受けに新横浜⇔小倉間をのぞみで頻繁に往復していた時期があったので、この事故には肝を冷やしました。
 13号車と言えば、同じ車両に乗車した事があるかも・・・なんて想った訳です。
 今回は大事故寸前、フェイル・セーフとは言えそうも無い "見逃し/見過ごし事故" だった。
 安全・安心が売り物の新幹線だって・・・と想わざるを得ない。

 そんな暗澹たる気持ちでいたら、今度は18日にアムトラック(全米鉄道旅客公社)がタコマ近郊で列車脱線事故を起こし、高架橋から下の高速道路へ落ちた車両もあって、そのニュース画面は凄まじかった。
 こちらは自動列車制御装置を付けずに制限速度を大きく超過した "無謀運転" でカーブを曲がりきれなかったらしい。
 タコマ@ワシントン州はシアトルに住む遠い親戚を訪ねる際の空港所在地で、全く知らない訳でもなく、嫌~な感じがした。

 飛行機の場合は取り返しのつかない大事故につながる可能性が高い為に、部品・機器・制御システムには必ず欠陥があり、事故が起こる・・・これを前提に二重三重の安全確保の対策が取られている。
 いわゆる "フェイル・セーフ" の考え方だ。

 新幹線もアムトラック車両も同じ思想の下に運行されていた筈だと想うが、見逃し・見過ごし・無視等、人が関わる要素自体にフェイル・セーフ思想、つまり、"人間は必ず間違える・サボる" を前提とした仕組みが必要と想う次第です。
 コストも大切だが、乗客の命を預かっている・・・と言う意識の上での運用であって欲しいと願う者です。


共通テーマ:日記・雑感

20180105:年賀状(2) [自分の事]

 昨年11月より暮れ迄に届いた喪中挨拶状が異常に多く、今年の年賀状は100通を切ってしまった。

 ほぼ一年前にはこんなブログしていました:
  "20161208:年賀状"

 年に一回限りの挨拶であっても、戴くと自分のに比べて濃い中身から先方を改めて想い出し、また自分からの一年前の賀状の感想が書かれていたりして、心が温かくなる想いです。

 ネットで済ませる事も可能だし、自分のブログを伝えるのも一つの手かも知れないが、"はがきの手触り感" には換えがたい ・・・ 年配者特有なメンタリティかも知れませんが。


共通テーマ:日記・雑感

20180104:”手造りノート” のお勧め [自分の事]

 いろいろな手帳や日記帳が出回っています。
 自分は、現役の頃は自社製社員向け手帳を使い、其処に記載されている年表・出来事・自社沿革&製品一覧・一口メモ・連絡先等、お仕着せではあったが便利に使っていた。

 今や現役を引いたとは言え、毎日が全く同じ事の繰り返しと言う訳では無く、不定期にやる事・出かける事が結構多く、定期検診と重ねてスケジュールを立てる事自体は現役時代と同じだ。
 そこで、自分流の手帳とか日記を兼ねたノートを作成し、活用している:
  ① 一週間を横A4サイズに納める。
  ② 縦方向に日付け(日の出&日の入り時刻も記入)・曜日を配し、
    横方向に午前・午後・夜・メモ欄を設ける
  ③ 各日毎に予定・ウォーキング・筋トレ・買い物・その他の細分化欄を設け、

 メモ欄には代表的な "今日は何の日" を記入しておき、更に体調・通じ・体重等が附記出来る様にしておく(昼食と夕食の中身とか、飲み会の様子をちょこっとメモしておく事も)。

 A4用紙を使うので手帳サイズと言う訳には行かないが、エクセルを使えば簡単に作成でき、一年分52枚をバインダーを使ってノートに仕立てる。
 使っているうちに改良点が出て来るので、年ごとに版を重ねると使い易さ抜群の自分専用のノートになります。

 何事にも忘れっぽくなった自分にはPCとかタブレット、ケータイだけのメモ書きだと物足りなくなってきており、"手書き" しておくと記憶に残り易い感じがしています。


共通テーマ:日記・雑感

20180103:オールディーズ 二題 [自分の事]

 自分はプレスリーが第一だが、いわゆる "オールディーズ" もお気に入りだ。
 つまり、 "Oldies, but Goodies" と言う訳ですが、年末に40-50年前の超有名なUSヒット曲に出会いました。

1."Daydream Believer"(デイ・ドリーム・ビリーヴァー)
 大晦日も押し迫った日の事、近くのコンビニ店へ自分は格安ワインとつまみ、我がワイフ殿はお総菜とサンドを仕入れに出向きました。
 店内で何となく流れている BGM に乗せて自分が想わず "Daydream Believer ( by the Monkees ,1967年 ) を歌い出しながら精算待ちしていると、店員の方が 笑いながら "ずっと夢を見て・・・" と合わせたのです。
 きょとんとしていると、「これ、うちの CM 曲なのです」 と・・・

 そう言えば何時も流れているような・・・
 今頃になって気がつきました。
 自分はオリジナルのモンキーズ版しか知らなかったのだが、「亡くなった忌野精志郎さんがカバーしていたんですよねー」 ・・・ と言う事も。
 そして、ネットで確認すると、このカバーの詩には "深い意味" が込められている事も。

2."Hotel California"
 イーグルスの伝説的な超有名・超ロングヒット曲(1976年)。
 意味があるような、無いような歌詞 ・・・ 難しすぎてとても自分には歌えない。
 英語お得意の方達がいろんな訳をされています。
 惜しいことにメンバーのお一人が昨年亡くなりました。

 "YouTube" って便利な奴に出会った当初、いろんなバージョンの Hotel California を聴き込んだ事がありました(驚いた事に、"初音ミク" 版もあるんですよ!)。

 この曲に大きな思い入れを持つ方がて、日経紙2017年12月20日朝刊・13ページ(全面広告:ロックタイムズ_Vol.78)で紹介されていました。
 自分よりも15程お若い方で、時期的に良いタイミングで出会ったんでしょう。
 自分がE.プレスリーに出会ったように・・・

 自分は紅白歌合戦は観ない習慣なので、その時間はNHKEテレの第九(K.エッシェンバッハ+N響)に引き続いて若い時代のイーグルズ版を何回も聴いていました。


共通テーマ:日記・雑感

20180102:”東京湾アクアライン” 開通20年 [雑感]

 羽田空港@川崎市の直ぐ側から木更津市@千葉県をつなぐ全長15㎞の自動車専用道路として、1兆4千400億円をかけて建設された。
 旧・建設省の調査開始が1966年、完成迄に30年程を要し、1997年12月の開通以降2017年12月18日で20年となった。

 木更津市寄りに人工島(名称:"海ほたる")があり、川崎側からは海底トンネル、以後木更津市出口迄は海上道路となっていて、飛行機からでも羽田空港へ着陸する際に手に取るように眺める事が出来る。

 当初の通行料金は普通車両で¥4K-だったが、2000年には¥3K-へ引き下げられ、更に今の千葉県知事の政治力で2009年からは "社会実験" と称して¥800-となり、以後利用車両が劇的に増加した。
 現在、週末の夕方は木更津⇒川崎方面は大渋滞で海ほたるの利用もままならないらしい。
 以上の数値は日経紙の特集記事を参照:
  - 2017年12月12~14日:成長する海の道アクアライン20年
  - 2017年12月19日:アクアライン開通20年
   (いずれも朝刊/神奈川・首都圏経済紙面)

 横浜在住の自分の場合、房総方面へは久里浜(神奈川県)⇔金谷(千葉県)間フェリーを利用するのが一般的だったが、アクアライン開通後はもっぱら海ほたる経由となり、最近はご無沙汰だ。
 ¥800-の社会実験が何時まで続くのか不明だが、混雑ぶりを知ると躊躇する。
 フェリーでの海原の見晴らし感も捨て難いし、久しぶりに利用してみるかなぁ・・・


共通テーマ:日記・雑感

20180101:団子っ鼻新幹線と旧・日劇が・・・ [自分の事]

 新年明けましておめでとう御座います。
 本年もよろしくお願い申しあげます。

 本日の話題、新年初日には不似合いかも知れませんが・・・
 新幹線初代ひかり号下りが旧・日劇脇を通り抜けていく見下ろし写真が目につき記事を読んだら、東海道新幹線が 「日本の20世紀遺産20選」 の一つに選ばれたと言う(国際記念物遺跡会議国内委員会がさる12月8日に選定。出所:日経紙2017年12月9日付け夕刊紙面)。
 近現代文化遺産の価値を認識して貰うためとか。

 団子っ鼻新幹線にも良く乗ったものだが、その後ろ側にデンと構える旧・日劇(日本劇場@東宝:1933年12月24日~1981年2月15日 ← 引用元:WikiPedia)が懐かしい限りだ。

 例の "日劇ウェスタン・カーニバル"(1958-1977年)が開催された劇場で、それ迄ジャズとシャンソン、それにハワイアンとタンゴだけ程度だった洋楽の世界に R&R が割り込んできて、以後主流となった場所だ。
 ロカビリー3人男と呼ばれた方々も山下さんは既に鬼籍、平尾さんも2017年にお亡くなり、M.カーチスさんがもっぱら役者として活躍されているのみとなった。

 こんな事を想い出せる年寄りも、もう今は少ないだろうなぁ・・・
 遙かなる青春時代でした ・・・ (^_^)

共通テーマ:日記・雑感