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20180106:新幹線&アムトラック列車事故に驚く [雑感]

 年末には信じられない重大な列車事故があった。

 一つは12月11日の博多発東京行きのぞみ34号の "台車ひび割れ" で、名古屋駅に停車中の写真を紹介されたブログもありました。

 自分は北九州市内の*大学の指導を受けに新横浜⇔小倉間をのぞみで頻繁に往復していた時期があったので、この事故には肝を冷やしました。
 13号車と言えば、同じ車両に乗車した事があるかも・・・なんて想った訳です。
 今回は大事故寸前、フェイル・セーフとは言えそうも無い "見逃し/見過ごし事故" だった。
 安全・安心が売り物の新幹線だって・・・と想わざるを得ない。

 そんな暗澹たる気持ちでいたら、今度は18日にアムトラック(全米鉄道旅客公社)がタコマ近郊で列車脱線事故を起こし、高架橋から下の高速道路へ落ちた車両もあって、そのニュース画面は凄まじかった。
 こちらは自動列車制御装置を付けずに制限速度を大きく超過した "無謀運転" でカーブを曲がりきれなかったらしい。
 タコマ@ワシントン州はシアトルに住む遠い親戚を訪ねる際の空港所在地で、全く知らない訳でもなく、嫌~な感じがした。

 飛行機の場合は取り返しのつかない大事故につながる可能性が高い為に、部品・機器・制御システムには必ず欠陥があり、事故が起こる・・・これを前提に二重三重の安全確保の対策が取られている。
 いわゆる "フェイル・セーフ" の考え方だ。

 新幹線もアムトラック車両も同じ思想の下に運行されていた筈だと想うが、見逃し・見過ごし・無視等、人が関わる要素自体にフェイル・セーフ思想、つまり、"人間は必ず間違える・サボる" を前提とした仕組みが必要と想う次第です。
 コストも大切だが、乗客の命を預かっている・・・と言う意識の上での運用であって欲しいと願う者です。


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