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20180120:”孤独のグルメ” 考 [気晴らし事]

 TVを観る方ではない自分が年末年始に楽しみにしている番組が幾つかあって、その一つがTV東京が時々深夜番組として放送している "孤独のグルメ" を一挙まとめてドッカンと再放送するBSジャパン・スペシャル版だ。

 これは
  原作:久住(くすみ)昌之
  作画:矢口ジロー氏(残念な事に2017年2月11日に死去)

の同名漫画(扶桑社)を原作としたもので(但しTV版は基本コンセプトは同じであるものの、原作とは乖離がある)、主演は松重豊さん、渋い役者さんだ。

 出張販売専門の個人雑貨輸入商を営む "井之頭五郎" って言うお名前の中年男を主人公として、営業の合間にいろんな街角で見つけたお店でいろんな食事をし、つぶやくお話。
 ただそれだけ(お酒は飲まない)。

 我がワイフ殿は "他人の食べっぷり観て何が楽しい?" って見向きもしないが、この歳になっても一向に収まらない喰い気いっぱいの自分にとって、他人様のであっても美味しそうに食べるのを観、独り言を聴くのも楽しい(吉田類さんの "酒場放浪記" も同じ類い)。

 今季の特番では、シーズン6の再放送版と言う事で、五郎氏が東北は仙台方面へ出張し、女川付近のプレハブ食堂で海鮮丼を堪能している場面が特に楽しかった。
 この食堂は "3.11" で被災して臨時に建てた店舗で、近々女川駅側で再開店する実存するお店と紹介されていて、ドラマでは余貴美子さんが化粧無しの女将を演じていたのも観て面白かった。
 穏やかな女川湾に向かって主人公が深々とお辞儀して、被災された方々へ黙祷されていた事もシナリオ通りなのかも知れないが、共感を持てた。

 新年早々の5時間スペシャル版2本(1月1&2日)があって、録画しておいたのを時間をかけて少しずつ観ておりました。

余計な事:
 吉田類さんもそうなのですが(*) 、松重豊さんもお刺身を戴く時、醤油を付け過ぎていて、観ていてハラハラします。
 お身体の為にも "ちょい付け" で ・・・ 本当に余計な事でしたが・・・
  (*):こんなブログですが・・・ 20170225:"酒場放浪記" 考

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