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20180121:ラグビー決勝戦を観て・・・ [ラグビー]

 高校・大学・TL(トップ・リーグ)の各準々決勝から準決勝、そして決勝戦をTVで、或いは競技場で観戦したのですが、今季は好試合に恵まれていた・・・と言う印象です。

1.大学選手権
 7日(日)に帝京大学 vs 明治大学の決勝戦が満員近い観衆を集めて秩父宮ラグビー場で開催され、"当初の予想" を超えて明大が善戦したしたものの、21-20の最少点差で帝京大が前人未踏の9連覇を達成している。

 素直に "おめでとう" ・・・と言いましょう。
 しかし、過去の8連覇に比べて危うい試合だった。
 帝京大の勝ちっぷりは圧倒的な場合が多く、キャプテンも監督も相手チームを褒め称えながらの余裕を見せたインタビューが普通なのだが、今回は終了間近の "らしくない反則" とか、"引き延ばし" が目立って、"颯爽" とした勝利ではなく、後味が残念でした。

 明大は前半のキック3本(コンバージョン2本&ペナルティ1本)をいずれも外したのが致命的だった。
 "ればたら" は意味がないものの、全部成功していれば "+7点" !
 どれか一本でも成功していたら試合の流れも変わっていた筈だったが・・・
 明大ファンにとっては悔しい限りだったでしょう。
 さすがにキッカーを責める形になるので、各紙ともこれには触れていませんでした。

2.高校選手権
 準々決勝、準決勝いずれも好試合が続いていた。
 決勝戦は8日(月)に大阪勢同士の東海大仰星高 vs 大阪桐蔭高が花園ラグビー場@東大阪市で開催され、仰星高が逆転勝利した(前半=10-17 & 後半=17-3 = "27-20")。
 どの選手も鍛えられた体躯が眩しい位だったが、ここで活躍した多くが大学でも続けて活躍するのだろう。
 が、最早、古豪・伝統校といった所よりも帝京大や東海大等々の様な全校をあげて強化に取り組んでいる大学へ進学するケースが多い様だ。
 選手達も大学側の姿勢をよく見ている・・・そういう時代だ、と感じました。

 これはラグビーに限らず、多くの高校スポーツでも見られる傾向の様で、中には例の清宮青年の様に、大学へ "寄り道" せずに直接プロチームへ向かう方々も出始めています(確か昨季、ラグビー界でも例がありました)。

3.TL
 13日(土)に日本選手権を兼ねた決勝戦、サントリー(昨季優勝:準決勝戦で負傷者続発のヤマハ発動機を一蹴) vs パナソニック(準決勝戦でトヨタ自動車に辛勝(?))が秩父宮ラグビー場で開催され、接戦の末にサントリーが勝利("12-8")、2連覇を達成した。
 パナにとってはキープレイヤーが負傷退場等で戦力↓ したのが辛かった試合でした。

それにしても:
 後半40分を過ぎたパナの相手ゴールライン間際でのラスト・プレーが続く中、突如主審の手が上がり、サントリーの勝利を宣言。
 観覧席からは、この最後の密集戦で主審が何を以てパナの反則を判断したのか解らなかった上、場内アナウンスも無かった。
 後でTV-録画で確認したところ、解説者がパナ側のノックオンだと想われる・・・との事で、好試合だったが後味は今ひとつの感じでした。

 日本ラグビー協会って、素人観衆には不親切なんですかねぇ ・・・ そんな印象を受けました。
 残念 (>_<)

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