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20180203:奮戦! 認知機能検査 [自分の事]

 高齢者の自動車事故が多発している対策の一つとして後期高齢者が免許更新に先だって受ける事が義務づけられているのが "認知機能検査" です。
 文字通り、認知症になっているのか(重いのか軽いのか)、その手前なのか(未だなっていないのか)を定性的に検査するというものであります。

 この春が更新期である自分は後期高齢者になってしまったので( (>_<) )当然受験義務があって、過日、地元の自動車教習所で受験してきました。

 全国統一検査で、その要領は地元警察署ウェブサイトにも詳しく掲載されていて、事前学習出来る仕組みになっています。
 まぁ、認知症になっていれば事前学習出来ないでしょうから、いささか "高齢者をアホ扱い" している感じを受けますなぁ ・・・

 基本は単純な質問(当日の年月日と曜日&現在時刻、丸時計と指定時刻のお絵かき等)なのですが、 "難問" が一つだけあって、それが一組16枚の絵を見て、それが何だったのかを記述させるのです。

 具体的には以下の16種/4パターンが公開されています:
  1(武器):大砲(パターンA)/戦車(〃B)/機関銃(〃C)/刀(〃D)
  2(楽器):オルガン/太鼓/琴/アコーディオン
  3(身体の一部):耳/眼/親指/脚
  4(電化製品):ラジオ/ステレオ/電子レンジ/TV
  5(昆虫):テントウムシ/トンボ/蝉/カブトムシ
  6(動物):ライオン/ウサギ/牛/馬
  7(野菜):筍/トマト/とうもろこし/カボチャ
  8(キッチン用具):フライパン/やかん/鍋/包丁
  9(文具):物差し定規/万年筆/鋏/筆
 10(乗り物):オートバイ/飛行機/トラック/ヘリコプター
 11(果物):葡萄/レモン/メロン/パイナップル
 12(衣類):スカート/コート/ドレス/ズボン
 13(鳥類):鶏/ペンギン/クジャク/雀
 14(花):薔薇/百合/チューリップ/ひまわり
 15(工具):ペンチ/ハンマー/ドライバー/のこぎり
 16(家具):ベッド/机/椅子/ソファー

 どのパターンがでるのか、検査場・日取りによってまちまちなので "油断出来ない"。
 しかも意地の悪い事には、絵柄を見せた後に5分程度の全く関係の無い問題をさせられ、その後で先程見た絵を可能な限り想い出させて書かせるのです。
 お若い方だって一見し、しばらく経った後で16種類の絵柄を全て想い出す事は結構難しいのでは?

 自分はこんな検査で馬鹿にされたくないので4パターン各16種の絵柄を全て覚え込みました。
 実際の検査はパターンBでしたが作戦大成功!
 検査官もびっくりの "バッチリ満点" の筈(!)です。

念の為:
 認知機能検査なので、覚える・記憶するって事はルール違反ではないのです。


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