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20180216:こうなると想っていた(流通) [ただの私見]

 昨日のと同じタイトルですが、対象は "流通経路" 編です。
 通販最大手のA**zon社が書籍・雑誌等を印刷会社から直接取り寄せて販売する仕組みを打ち出し、これに参加する出版社数が半端じゃないらしい(出所:日経紙2018年2月1日付け朝刊)。
 ネット経由で注文後2日以内で届ける様になるそうだ。

 途中の取次店をパスしてしまう流通の簡素化で、従来懐にされていた卸店等の中間マージンは出版社との折半(?)で、購買者価格が安くなる訳ではなさそうだが、今の様なネット経由で何でも入手出来る時代だ、善し悪しは別にして何時かはこうなってしまうと想っていた。

そうは言っても:
 書籍・雑誌が通販主流になってしまうと町の本屋さんの経営は苦しくなるだろうなぁ・・・
 自分の住む横浜市郊外の本屋さんも例外ではあり得ず、小中学校の教科書や補足教材類の扱いが無くてはやっていけないそうで、また週刊誌・月刊誌等定期購読者への宅配サービスも欠かせない。

  自分は新聞とか雑誌での書評や、果ては人伝て等で、これはと想う書籍を時々は注文する程度だが、ワイフ殿が週刊B誌とS誌を毎週購読していて、近くの本屋さんが都度届けに来てくれるのが大変ありがたいし、こういう "繋がり" って大切にしたい・・・と想う考えは前世紀の遺物かもしれない。
 ネットに "どぶ漬け" に近い自分なのに矛盾している・・・解っているつもりだけど・・・

ついでに:
 2月11日付け外伝によれば、A**zon社は自前の販売網を構築してネット販売網を自社だけで囲む構想で、本国でモデル都市を設けてテストを始めるらしい。
 自前の貨物飛行機も調達済みとの事だ。
 そのビジネス戦略の目指すところは何なんだろう。
 どんなミッションを実現したいと考えているのだろうか。
 単なる通販企業とは思えない


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