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20180219:何が惹き付けるのか(素数&円周率の ”魅力”) [雑感]

 米国の民間技術者が手造りのPCサーバーを駆使して、2017年12月26日にその時点で最大の "素数" を発見したそうだ(出所:日経紙2018年2月4日付け夕刊サイエンス紙面)。
 なんと、"2324万9425" 桁だと言う。

 世の中には不思議なプロジェクトがあって、世界中のPCをリンクさせた "素数発見プロジェクト" があるそうな(:"グレート・インターネット・メルセンヌ素数探索プロジェクト")。

 素数は "2のX乗-1" で表される数(メルセンヌ数)とされ、今回は
  X=77,232,917
だったらしい。

 発見者には "たったの" 賞金$3Kが贈られたようだが、"超詳細数学史" には名前が残るだろうから、大満足なんだろうな。

 素数の分解は一筋縄ではいかない・・・これを利用した暗号作成システムが実用化されているので、これからもより大きな素数発見がトライされていくだろうと言う事です。

 "円周率" についてもスーパーコンピュータを使って気の遠くなるような計算を繰り返し、記録更新を続けていた東大の教授もおられたし、それを上回る桁数迄計算した民間個人もおられました(それが日本人だと言う事が面白い)。

 これ等はお遊びの様に見えるが、計算技術自体の高度化に貢献しており、面白そうな学問もあるもんですねぇ。
 自分は現役の頃は実用材料に関わっていた折り、コンピュータ・シミュレーションにも取り組んでいたので、全く使い方の異なるこういう取り組みって大好きっ!
 でも今あるこのPCで素数とか円周率の計算をする意欲は湧かないなぁ・・・

ついでに:
 自分はこの歳になっても円周率を小数点以下20桁ほどを覚えています。
 使う機会は全くありませんが・・・
 始めてはいる居酒屋さんで出される冷や酒用グラスの容量を概算する時は "π=3" で充分なので・・・
 (^_^)

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