20180420:コーヒー2題 [雑感]
コーヒーが好きで、中学生になりたての頃から後期高齢者となった今の今まで殆ど毎日の様に朝2杯、午後2杯を欠かした事はない程。
一時は煎った豆を購入して自分で挽いたりしていたが、今は買い求めた中粒粉を極くありきたりのコーヒーメーカーにあてがっているだけ。
どちらかと言えば深入りタイプが好みだが、どこそこの何の豆でなければ・・・と言う程の事は無く、旨いコーヒーとは何よりも "新鮮さ" ・・・ との "境地" にたどり着いています。
最近になってコーヒーにまつわる興味深い記事を2つ眼にしました。
1."源内カウヒイ"
あの新しもの好きと言われた江戸時代の発明家 "平賀源内" さんが秋田藩士に振る舞った "味" を再現したコーヒーが開発され、販売されるそうだ(於・秋田市。出所=日経紙:2018年3月30日付け朝刊・社会紙面:"平賀源内が振る舞う 苦い?江戸コーヒー再現")。
秋田藩士とは、"解体新書" の挿絵を描いた書画を得意とする方で、源内さんが県内に滞在した折りにコーヒーを紹介したとの言い伝えがあるそうだ。
面白いじゃないか。
どんな味わいを楽しめるのだろうか。
たまにはこう言う邪気の無い洒落た話に乗っかりたいが、秋田市に出向く機会がないからなぁ・・・
2.コーヒーに発がん性警告表示?
ロスの裁判所が大手のコーヒー販売事業者へ表示すべきとの判断を下したらしい。
理由は、コーヒーの焙煎過程で "発がん性" が指摘されている "アクリルアミド"(AAm)が発生するから(出所:日経紙:2018年4月2日付け朝刊)。
業者は AAm を除去するか、警告表示するか、どちらかを選ばなければならない(但し、この裁判所の判断が確定するのかどうか、記事だけでは解りません。フォローもしていません)。
AAm は工業的に重要な素材の原料として合成される化合物だが、一方で食材に含まれているアミノ酸と糖が高温(大凡120℃以上)で加熱されると AAm が発生する事は今では常識として広く知られており、日本でも話題になった事があって、確か農林水産省(厚生労働省ではなかった様な気が・・・)が食との関わりの中でフォローしていたと記憶している。
ことはコーヒーに限らない。
加熱して調理される食材はほぼ全てが該当する。
これからはビスケットとかポテチ、いろんな揚げ物等にもタバコ同様の警告表示される様になるのだろうか。
50年以上も深入りコーヒーとつきあっているのに、今更何を・・・と想いつつ、コーヒーを楽しみながらこのブログを書きました。
てへっ!
想い出しました:
現役の頃、某省調査事業でご一緒した年上のお方。
"コーヒー・アレルギー"(と言う用語があるかどうか解りませんが)との事で、紅茶か日本茶をお飲みになる習慣だったところ、それを伝え聴いたご自宅近所のコーヒー店主から2日間程の時間をかけてじっくり焙煎したコーヒーを振る舞われ、恐れ恐れ飲んだところ何事も無かった。
店主曰く、穏やかな焙煎では生じないが、急速高温焙煎で副生する複雑な多環有機化合物のうちのどれかがアレルギー症状を起このだろう・・・らしいです。
それ以来、その店主お勧めのコーヒー党になったそうな。
一時は煎った豆を購入して自分で挽いたりしていたが、今は買い求めた中粒粉を極くありきたりのコーヒーメーカーにあてがっているだけ。
どちらかと言えば深入りタイプが好みだが、どこそこの何の豆でなければ・・・と言う程の事は無く、旨いコーヒーとは何よりも "新鮮さ" ・・・ との "境地" にたどり着いています。
最近になってコーヒーにまつわる興味深い記事を2つ眼にしました。
1."源内カウヒイ"
あの新しもの好きと言われた江戸時代の発明家 "平賀源内" さんが秋田藩士に振る舞った "味" を再現したコーヒーが開発され、販売されるそうだ(於・秋田市。出所=日経紙:2018年3月30日付け朝刊・社会紙面:"平賀源内が振る舞う 苦い?江戸コーヒー再現")。
秋田藩士とは、"解体新書" の挿絵を描いた書画を得意とする方で、源内さんが県内に滞在した折りにコーヒーを紹介したとの言い伝えがあるそうだ。
面白いじゃないか。
どんな味わいを楽しめるのだろうか。
たまにはこう言う邪気の無い洒落た話に乗っかりたいが、秋田市に出向く機会がないからなぁ・・・
2.コーヒーに発がん性警告表示?
ロスの裁判所が大手のコーヒー販売事業者へ表示すべきとの判断を下したらしい。
理由は、コーヒーの焙煎過程で "発がん性" が指摘されている "アクリルアミド"(AAm)が発生するから(出所:日経紙:2018年4月2日付け朝刊)。
業者は AAm を除去するか、警告表示するか、どちらかを選ばなければならない(但し、この裁判所の判断が確定するのかどうか、記事だけでは解りません。フォローもしていません)。
AAm は工業的に重要な素材の原料として合成される化合物だが、一方で食材に含まれているアミノ酸と糖が高温(大凡120℃以上)で加熱されると AAm が発生する事は今では常識として広く知られており、日本でも話題になった事があって、確か農林水産省(厚生労働省ではなかった様な気が・・・)が食との関わりの中でフォローしていたと記憶している。
ことはコーヒーに限らない。
加熱して調理される食材はほぼ全てが該当する。
これからはビスケットとかポテチ、いろんな揚げ物等にもタバコ同様の警告表示される様になるのだろうか。
50年以上も深入りコーヒーとつきあっているのに、今更何を・・・と想いつつ、コーヒーを楽しみながらこのブログを書きました。
てへっ!
想い出しました:
現役の頃、某省調査事業でご一緒した年上のお方。
"コーヒー・アレルギー"(と言う用語があるかどうか解りませんが)との事で、紅茶か日本茶をお飲みになる習慣だったところ、それを伝え聴いたご自宅近所のコーヒー店主から2日間程の時間をかけてじっくり焙煎したコーヒーを振る舞われ、恐れ恐れ飲んだところ何事も無かった。
店主曰く、穏やかな焙煎では生じないが、急速高温焙煎で副生する複雑な多環有機化合物のうちのどれかがアレルギー症状を起このだろう・・・らしいです。
それ以来、その店主お勧めのコーヒー党になったそうな。