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20180607:ビール ”官製値上げ” から一年 [ただの私見]

 酒税法の改正(?)で酒類の "安売り規制" が強化され、この6月1日で一年を迎えたが、中小の酒販店の賑わいは取り戻せずに、売り上げや店舗数の減少に歯止めはかかっていないそうだ(日経紙:2018年6月1日付け朝刊・"企業2" 紙面)。

 調達量が半端じゃない全国展開する大手流通と街の酒販店じゃ価格競争にならない・・・事前に予想された事だ(*1)。 自分はワイン&日本酒党であってビールは戴かないので、この一年間、自ら率先してビールを飲む事は無かったし、ビールを求めにお酒屋さんへ出向いた事さえ無い。

 そう言えば近くにある、昔は酒屋さん、今はコンビニになっているお店でも陳列しているお酒類は、ビール・日本酒・焼酎類は勿論、ワインですらプライベート・ブランド品が幅を効かせていて、信じられないくらい "安い"。 それが "安かろう/不味かろう" とは一概に言えずに、 "そこそこの味" なので、"飲んべえ" には有り難い時代になってくれたとも言えますが、果たして・・・

 ICT(情報通信技術)が限り無く進歩し続け、物流とか小売り業だけが昔通りと言う訳にはいかない筈だ。 今では名酒・銘酒も含めた酒類でさえネットで注文、遅くとも翌日か翌々日には届く時代だ。 古色蒼然とした店舗では "懐かしさ" はあっても出かける気になれない。
 買い手側には超便利になっている時代だ。 売り手側の買う気を起こさせる創意工夫が欲しい・・・と考えます。
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(*1):一年前にこんなブログしていました:
 "20170608:ビール安売り規制で想う"

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