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20180617:”トランプ” された! [ただの私見]

 "政治ネタ" はあまり好きでは無いが、余りの "中身の無さ" に思わずブログ。
 12日にシンガポールで開催された所謂 "米朝首脳会談" は、当該本人二人&関係者以外、報道等ほぼ全てによる評価は高いとは言えない様だ。 要すれば "具体的な中身が無い" と言う事らしい。 従って国交正常化に向けての具体的な取り組みは今後に任されている様だが、その中で我が国総理大臣がツイッター大統領へ "拉致問題を話題に出した" と言うだけで謝意を表明されている。

 が、我が国にとっては避けられない拉致問題解決の緒が見えたのなら良いのだが・・・ 北が "既に解決済み" と表明していたのを今回は "だんまり" だったその事だけで解決へ向かえると言えるのかどうか。

 解決と合意出来る着地点はどこか・・・相手は本音では解決済みとしている案件をひっくり返すには相当な "戦略" が必要な筈で、果たして我が国の政治家にこの種を期待して良いのかどうか。 心から期待はするものの、関係者の方々はやり切れない想いをされているに違いない。

 結局は "北の方がやり手" で、ツイッターがお得意の大統領は "トランプされた"、つまりは "半島非核化" と言う "切り札"(:"コントラクト・ブリッジ" では切り札の事を "トランプ" と言います)を出されて、それでOK、何故なら北の体制が維持されたってどうって事無い、自国へのミサイル打ち込みがひとまずは無くなれば良い訳だからだ。 これこそが "アメリカ・ファースト" 以外の何物でも無かろうと言うモノだ。 しかもそれは自分の任期の内にと言う事で、再選されれば向こう6年間の間に、非再選なら2年間の内に、それ以降には我関せずだからなぁ・・・少し心配だ。

 北の脅威がなくなれば、クリミア半島問題はあってもツイッター大統領はロシア寄りだから次なる "標的" は中国になるのだろう。
 非難を承知で言えば "政治に関心の無い素人の自分" でさえこの程度は推測出来る。
 しかし中国は北よりもはるかに手強いぞ。 10年先・20年先には経済力・軍事力で米国を追い抜く可能性が高いとされている。 どうするのだろうか?
 正直、日本は蚊帳の外だし・・・次の世代の日本人が酷い目に遭わなければ良いのだが・・・心配事の尽きない年寄りの独り言ではあります。


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