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20180619:日本橋から ”空” を観る [雑感]

 中央区@東京都の方の橋の事です("にほん" ばし)。
 時々にすぎないが、歩いたりクルマで通ると首都高道路が直ぐ頭の上を通っていて鬱陶しいし、遠くからはものすごく格好悪い上に醜い(そのくせ首都高を走っている時は気にもかけないんだが・・・)。

 この高架式道路は東京五輪’1964の前年に突貫工事で造られたもので(←よく覚えている)、その当時は "最早や戦後では無く"、"復興" を世界に示すべく何でもしゃかりきになって前へ前への時代だ。 地域の方々もこんな姿を予想もしなかったのでは無かろうか。 五輪後に改めて眺めてその無様な姿に心密かに嘆いていたのだろう・・・と想う次第です。

 何度も "地下化" が提案されていた事を報道で知っているが、実現は難しいと想っていたら、国交省がこの5月22日にこの区間約1kmの地下化ルート案を決めたそうだ(日経紙:2018年6月9日付け社会紙面:"今昔まち話:日本橋(東京・中央)「青空こんにちは」高架撤去へ」")。

 小池都知事がこの地下化についても前向きな発言をしていたので、もしかしたら・・・とは想った事もあったのだが、国や東京都の費用負担はこれからの課題で、折り合いが付くかどうか見通しは未だ無さそうだ。
 とは言え、着工は東京五輪’2020開催以降となる模様。 でもって、恐らくは10年単位の工事期間となるのかな。 とすれば、自分は "日本橋からの青空" を仰ぎ見ることもないかぁ・・・(>_<)


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