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20180910:ありゃッ! ”ショーケン” だ(”不惑のスクラム”@NHK) [気晴らし事]

 お気に入りの “ブラタモリ:那須編”(NHK総合;2018年9月1日1930-2015)を見終わってそろそろ部屋へ戻ろうかとしてTVを消そうとしたら、髪ぼうぼう・髭もじゃの髙橋克典さんらしき人(←実際そうだった)に、お懐かしや、”ショーケン” が絡んでいる。 ”不惑のスクラム” って言う連続ドラマの初回だったが、”ショーケン*ラグビー” なので観てしまった。

 ショーケンと言っても、今ではお解りになる方はごく希だろう。
 萩原健一さんの事だ。 GS( ← ”グループサウンズ” の事です。念の為)華やかりし頃、”テンプターズ” で歌っていた方だ(結構、ヒット曲とばしていたなぁ・・・)。

 GSを卒業してからは、いろんな生き方(!)をされて来られたが、映画でもTVドラマでも自分は役者としての彼がお気に入りだ。
 確か同じNHKだったか、”鴨川食堂” って変な(?!)番組でお目にかかっていたが、今度は年寄り中心のラグビーを通して、理由(わけ)あり人生を歩む高橋克典さん演ずる主人公を励ます “好々爺” の役割らしい。 お若い時を知っているだけに “良い歳の取り方” をされていると感じながら魅入ってしまった。
 7回連続ドラマらしいので、2ヶ月近くお付き合いしましょう。 楽しみ(第2回は一昨日放映でしたが、出番は少なかったなぁ・・・)。

因みに:
 年相応の好々爺もOKだが、“テロパラ” ( ”テロリストのパラソル” )で演じた主人公役(*1) の方を自分は好みます。
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 (*1)20171108:久しぶりに ”テロパラ” を観た

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20180909:”無断パクリ” はいけません(小説 ”美しい顔” 表現論争) [ただの私見]

 本年後半期 “芥川賞” の候補作品:“美しい顔”(作者:北条祐子氏;講談社発行文藝雑誌 “群像” 6月号掲載。同誌新人賞受賞作品)の “表現を巡る論争” の論点整理が日経紙2018年9月1日付け文化面に掲載されている(記事署名:郷原信之氏)。

 このブログにその詳細を引用はしないが、この小説は2011年3月11日発生の東日本大震災を題材としていて、既往の数多くの現地取材レポートを参照にした上、ノンフィクション作家の上梓作品(複数)に書かれた表現との “類似性” が指摘され、”引用” も無かった事から “盗用・盗作” との指摘があった。

 群像誌掲載時には編集者が見逃していたのだろうか。 が、さすがに芥川賞選考委員会は見逃さなかった。 “事実(ファクト)には著作権は無い” から、震災描写自体の類似性をもって盗用・盗作とは断定しないものの、作者のモラル・作法には・・・との事で、著者独自の感性に基づいた描写が望まれるとし、受賞には至らず、すこぶる付きの妥当な審査結果に落ち着いた。

 北条祐子氏は、多数の著作を読み込んでの創作活動だったとは想うが、どうして引用欄を設けなかったのか。 著者がうっかりと失念してしまっていたとしても、当然の事ながら担当編集者が気づいて指摘しておくべきだった筈で、出版社側の “意識の乏しさ” が窺われる。
 引用無しでは “無断パクリ” と指摘されても反論出来ないでしょうに。

 引用は恥ずべき事では無い。 むしろ、先人の行為に敬意を払う事なのだ。
 技術系学術論文の場合、独自性・先見性が尊ばれるのは勿論だが、それに先立つ自己を含めた先人等の取り組みを参照論文リストとして引用明記するのが基本だ。 そこには先行研究及び研究者の取り組みに対する尊重があり、読者はそれに沿って先行論文を遡及して参照する事が出来る。

 引用すべき事とかアイデア等が論文・特許・学会予稿集・シンポジウム議事録等で整っていない場合は、その旨、或いは誰それからの ”私信” ( 英語論文であれば “private Communication” ) と断りを入れておく事も基本だ。 まともな学術論文雑誌への投稿の場合、これ等無しでは審査に入る前に門前払いを喰らうのが落ちなのです。

 たとえ文芸作品であっても、参照した著作は必ず引用する事が当然であって欲しい。
 更に加えれば、ここで言う著作には、通常 “ライター” と表記される方々の取材レポートも含めて欲しいものだ。
 小説家の方がライターよりも “上” の様な目線・扱いの多くは “不当” と想うからで、どちらも表現には苦心した創作物の筈だからだ。
 どちらが “上” かは、時の試練を経た10年後・20年後に自ずから解るというモノです。 10年前とかに評判になった小説であっても、今やその価値を失い、忘れ去られて顧みられないものが殆どですし、ファクト・データーとして20年後にも生き続けて引用される取材レポートもあるのです。

因みに:
 自分はこのどうでもいいブログに於いても、参照とした対象についてはその出自を明らかにしているつもりです。


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20180908:やっぱり無くならない(銃乱射事件@米国) [雑感]

 悲劇は続く。
 8月26日に起こった銃乱射事件の事です(各紙:2018年8月27日付け社会面)。 アメフト・”オンライン・ゲーム” 大会の最中、負けた参加者が “頭にきた” らしく、会場で持参の銃を乱射、2名を殺傷、多数の負傷者を出し、自らは死亡(フロリダ州)。

 自分の様なノ-テンキな人間には、ゲーム大会に銃持参で参加する人がいるなんて “想定外” だが、米国では事情が全く異なる。
 でもって、遠い親戚の居るシアトル以外、米国を訪ねる気は全く興らない。

 フロリダ州はリタイア組が移住して老後をゆったりと過ごす温暖な州、観光でよく知られた州等々の印象が強いが、銃入手が容易で乱射事件が多発しているとの報道も。

 今年2月には高校で銃乱射事件が発生して17名が殺傷されている(*1) し、2016年にはナイトクラブでの乱射事件で49名もの方が死亡している。

 憲法の建前からも銃規制は難航し、今後も悲劇は続くのだろう。 いろいろ不満・不平はあるが日本で生まれた日本人で良かった・・・なんて・・・? 災害さえ無けりゃなぁ・・・
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 (*1):”20180303:無くならない銃乱射事件@米国

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20180907:北海道地震に想いを寄せて・・・ [自分の事]

 9月6日(木)午前3時過ぎの大地震。 震度6強・・・震源地周辺からの地震計データーが届いていない区域があり、実際には “7” かも知れないとの事だったが、やはり "7" と確定された様だ。
 習慣で就寝時には NHK “ラジオ深夜便” を聞き流していて、偶然目が覚めたらこのニュースで、台風21号で痛めつけられた関西地区映像が残ったままだっただけに、今度は・・・と余計にせつない想いでした。

 "7" とすれば、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災;1995年)、新潟県中越地震(2004年)、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災;2011年)と続き、更に記憶に新しい熊本地震(2016年)では震度7が2回も発生している。
 改めて、被災に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 日本列島は、その成り立ちから太古より巨大地震に襲われ続けており、今後もまた襲われ続けるとされる。 この弧状列島に生を受けた限り、避けては生き続けられない事から、これが日本人の感性とも言える “諦念” の由来だ・・・と聴かされた事がある。

 が、諦めまい。
 諦めたら何事もその時点で終ってしまうし、お隣の半島とか大陸の国がほくそ笑むだけだ。

 この歳ではたとえ支援に駆け付ける事が出来ても邪魔になるだけだ。
 被災に遭われた皆様に繰り返しお見舞い申し上げ、僅かに過ぎないが復旧・復興支援の志しか出来ない自分が情けないです。

それにしても:
 十勝沖地震発生の確率が高いとの予知は出されていたものの、道内でこれ程の大地震発生の予兆が全く無かったとすれば、地震予報は人智を越えるのかも知れない・・・とさえ想ってしまいます。

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20180906:梨_2018(2) [食]

 今年は何でも速い!
 行きつけのスーパーでは既に梨が陳列されていて一ヶ月は経過している。 産地次第もあろうが、ここ横浜では地元産の “浜なし” もありだが、スーパーのは千葉県産の様だ。
 今年はやや水不足気味とかで小ぶりだが、独特の甘さはむしろ凝縮されている様に感じました。

 梨は大好物。
 昨年はがっかり版だった(*1) だけに嬉しいのだが、少々高くなっているのが残念だ・・・が、まぁ、他の果物を少し減らして調整するとしましょう。
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(*1):昨年の梨は ”20170929:梨”

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20180905:お世話係募集に応募が3.5万人!(ニャン) [ニャン]

 世界中の “ニャン贔屓” の方々は想わずニンマリ?
 シロス島@ギリシャで、55匹のニャンのお世話係を募集したら世界中から3.5万人が応募したんだってっ!(時事通信:2018年8月22日)。

 エーゲ海を眺められる庭付き・水道電気代無償の家が提供され、おまけに給与さえ貰える。 この11月から最短半年の勤務が前提とか。 45歳以上の責任感が強い正直な人柄が求められているそうな。
 記事には無かったけれど、加えて “ギリシャ語が話せないとニャン’ズと会話出来ない” んじゃニャかろうか?

 シロス島って、ネットで見たらアテネから南東144km、84K平米、人口2.2万人(2011年調査)の小島で、フェニキア人が地中海を舞台に活躍した時代から知られた由緒ある島らしいです。 大きさで比べれば礼文島(れぶんとう;稚内西方60km)程だ。

 あぁ~、自分が生まれるのが一世代遅く、ギリシャ語が得意だったら応募するんだが・・・ まぁ、ギリシャ人として生を受けてれば見逃しゃしない話だが ・・・ (^^;)
 この冬辺りのフォローアップ報道を楽しみに待つ事とします(ありゃぁ、良いんだがニャッ・・・)。

 そっかっ! “岩合さん” に訪ねて貰ったら?・・・NHKさん、頼みます m(_ _)m


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20180904:府省庁の欺瞞代≒月あたり1.5億円超也!(傷害者雇用水増し) [ただの私見]

 本来は傷害者に寄り添う法律の筈なのに、その法律を成立させた大元の内閣府や中央省庁による雇用水増し欺瞞が明らかにされ、官僚等の無責任さ・インチキ性がまたもや露わになっている。
 あぁ~、またしても納税意欲が無くなる!

 所謂、”傷害者雇用促進法” は1960年7月25日公布法律で、既に60年も経過している。

 (従業員100名以上?だったか)民間企業には “法定雇用率” が定められており(現在は全従業員の2.2%)、一人でも欠損すると、”¥50K-/人/月” の “罰金” を払わされる仕組みになっているので、どこでも必死だ。
 自分も現役の頃、自らの職場に対して動線・通路(幅&段差等の障壁)やデスク仕様等の見直し・修正・改修等を加えて迎えた経験があります。

 今回の府省庁の水増し員数は3K名を越えているので、”1.5億円超の罰金/月” に相当する(最初、”1.7兆円!” ・・・ と “10K倍も桁を間違えた” 報道があって、これには肝を潰した。 頭にきた記者が3K名超を3万名超と取り違えたのでしょう! その気持ち、良く解りますとも!)。 年18億円。 誤魔化しは40年間も続いていたとの報道があったが、そうならざくっと700億円超。 

 我が国は今や世界でも希な “法治国家” であります。 であれば、”法の前には全てが平等” であるべき筈の国で、国の機関を法適用外とするのは重大かつ見過ごす事は出来ない “憲法違反” なのでは・・・とさえ想ってしまうのは自分だけでしょうか?

 でもって、税金では無く、それぞれの府省庁役人の給与から “身銭” で償って貰おうではないですか?
 それでこそ、国民の範たるお役人の在り方では?
 如何ですか? 皆様。

あろう事か:
 司法で人を裁く立場の裁判所でさえ水増しが見つかったそうで、国民の最後の砦たるべき機関も向こう側に居たなんて・・・絶望感満杯であります。

・・・と言う訳で:
 法律適用対象を “例外無し・全ての機関” とする改正を緊急提案致します。 勿論、”オリジナルの法律が成立した時点へ遡って”。
 それでこそ、国を司る方々が心すべき “先憂後楽” ではなかろうかと考える次第です。

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20180903:”さくらももこ” さん逝く [故人を悼む]

 8月15日に逝去。 享年53歳。
 またしても才ある女性の乳がん死だ。 想い起こすのは小林麻央さんも昨年6月22日に僅か34歳でお亡くなりになっている。 残念な事です。

 代表作と言って良いと想うが、”ちびまる子ちゃん” は1970年代央の清水市在住時代の経験を色濃く反映させた80年代・小学3年生の日常生活を描いたとされる。

 この時期、我が家では息子が同世代で、90年代に始まったTVアニメは見た事がある。 “ちょびっと辛口” のところがあっても全体としては “ほのぼの” とした印象で、今のような世知辛さが少ない時代によく似合う作品との印象でした。

 自分は出来事を西暦で覚えるのを常としているので、こう言う区分けは本意ではありませんが、”サザエさん” が “戦後の昭和” を描いていたのに対して、ちびまる子ちゃんは戦後昭和の後半期、石炭からほぼ “完全な石油時代” へ移って、例のバブルを膨らませていた頃を描いていたとも言えるのでは・・・(アニメ放映の時代はバブル崩壊期と重なるのですが・・・)

 さくらももこさんの記憶の中にある70年代と言えば、所謂 “軍艦島” の炭鉱閉鎖が1974年でしたし、サザエさんの朝日新聞紙朝刊連載も実質この年に終了しています( ← 年代:“WikiPedia” で確認)。
 サザエさんと同時代を駆け抜けたお年寄りも身近に居て、3世代間のコミュニケーションも今よりは遙かに濃厚な “まる子ちゃんを取り巻く世界” が描かれていました。

 日本はまた一人の才人を失ってしまった。
 黙礼。


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20180902:”即席麺1000億食” の時代 [食]

 “チキ*ラーメン”(日*食品)誕生から60年
 この日本発 “即席麺”(袋麺+カップ麺)は世界規模で普及が進み、今や1000億食/年を越えて消費される時代だ(出自:日経紙:2018年8月25日)。

 最大消費国は容易に推定される通り “中国” で凡そ400億食弱/年で、我が国の57億食に対して人口対比で見て頷ける規模と言える。 麺の食文化については石毛直道氏の卓越した見解を紹介させて戴いた事がありました(*1) が、アジアが80%≒800億食を占め、その半分を中国が消費している訳だ。 さすが “麺発祥の国” だけのことはある。

 北米≒50億食、中南米・中東・アフリカ・欧州がそれぞれ凡そ30億食の消費規模らしく、今後は人口増が続くと予想され、一人当たりの消費量が低い東南アジア・南米への普及が見込まれそうとありました。
 それぞれの国・地域の食文化に合わせた味付け等が工夫されているでしょうねぇ(一度だけの経験でしたが、北京で戴いたカップ麺の味付けが自分には濃い過ぎた記憶が・・・)。

 自分は知りませんでしたが、”世界ラーメン協会” なる団体があって、2~3年毎に “世界ラーメン・サミット” を開催し、即席麺有力企業から世界各地の市場動向が報告されているそうな。 本年は誕生60年を記念して大阪で開催されたそうです(そう言えば、自分の知る限りに過ぎませんが、何方もブログされていません?)。

 世界ラーメン協会の存在も、世界ラーメンサミットの存在も知らず、ただひたすらに麺好きなだけの自分は、それこそ “ボーッと生きているんじゃね~よっ!” とお叱りを受けるのかも。
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(*1)”20171213:”麺” とは・・・”


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20180901:”スマホ自転車殺人犯” が僅か ”禁錮2年”(執行猶予4年) [ただの私見]

 これには驚きを通り越して、”我が国の司法はメチャクチャ” だとさえ想ってしまいました。

 昨年12月に起こった事件(麻生区@川崎市)。 イヤフォンをつけ、スマフォ+飲み物を手にしながらの電動アシスト自転車を運転し、77歳女性に衝突して死亡させた元・女子大生(20歳)の裁判が結審(@横浜地裁川崎支部)。 “禁固刑2年(執行猶予4年)” だという。

 これでは事故扱いに過ぎない。 何の落ち度も無い人の命を奪った犯罪だ。 なのに、この犯罪者がたったの禁錮2年。 それも執行猶予つきとは。

 何故、この国の司法では “人の命” をこれ程迄に軽い罰の対象として扱われるのか
 自主的に “退学” して “社会的制裁” を受けている事が理由になっているそうだが、一方では “責任感の欠如” が厳しく指摘されているのに。

 事件当初では氏名が伏せられていたが、結審をうけて新聞・TV報道でも実名を明らかにし始めた。 が、ネット上では既に氏名・顔写真等が暴露されていて、未来永劫残ってしまう方が司法よりも厳しい現実的な制裁・・・そういう時代と言うべきなのだろうか。

 そんな時代の中、この方は今後どの様な人生を送るのだろうか・・・なんて、想っていました。 自分の家族が被害者であれば、こんな判決、とても許せません。


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