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20180902:”即席麺1000億食” の時代 [食]

 “チキ*ラーメン”(日*食品)誕生から60年
 この日本発 “即席麺”(袋麺+カップ麺)は世界規模で普及が進み、今や1000億食/年を越えて消費される時代だ(出自:日経紙:2018年8月25日)。

 最大消費国は容易に推定される通り “中国” で凡そ400億食弱/年で、我が国の57億食に対して人口対比で見て頷ける規模と言える。 麺の食文化については石毛直道氏の卓越した見解を紹介させて戴いた事がありました(*1) が、アジアが80%≒800億食を占め、その半分を中国が消費している訳だ。 さすが “麺発祥の国” だけのことはある。

 北米≒50億食、中南米・中東・アフリカ・欧州がそれぞれ凡そ30億食の消費規模らしく、今後は人口増が続くと予想され、一人当たりの消費量が低い東南アジア・南米への普及が見込まれそうとありました。
 それぞれの国・地域の食文化に合わせた味付け等が工夫されているでしょうねぇ(一度だけの経験でしたが、北京で戴いたカップ麺の味付けが自分には濃い過ぎた記憶が・・・)。

 自分は知りませんでしたが、”世界ラーメン協会” なる団体があって、2~3年毎に “世界ラーメン・サミット” を開催し、即席麺有力企業から世界各地の市場動向が報告されているそうな。 本年は誕生60年を記念して大阪で開催されたそうです(そう言えば、自分の知る限りに過ぎませんが、何方もブログされていません?)。

 世界ラーメン協会の存在も、世界ラーメンサミットの存在も知らず、ただひたすらに麺好きなだけの自分は、それこそ “ボーッと生きているんじゃね~よっ!” とお叱りを受けるのかも。
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(*1)”20171213:”麺” とは・・・”


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