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20180923:”VW ビートル” 生産終了と聴いて [自分の事]

 ”その時” が来る様だ。
 "感無量" 少し有ります (-_-)
 既にブログされておりますが、自分なりのを。

 排ガス不正の余波が収まらずにディーゼル車からの撤退、世界的な電動車シフトへの対応等々で、さしものVW社も売れ行き不振の “タイプ-1” の生産を2019年を以て終了するらしい(2018年9月14日)。

 “タイプ-1” とは、”ビートル”(カブトムシ)の愛称で世界中で通用している小型車だ。 初代オリジナルは、あのポルシェ博士がヒトラーの命をうけて設計したと伝えられている。
 全体が卵形・前後独立フェンダー・2ドアで、厳密に言えば当時以前にも似たスタイルはあったらしいが、見た目 “カブトムシ” の様に映る事から付いた愛称だった。
 うろ覚えだが累計では2千万台を越えて量産されている筈だ。 一自動車会社の出来事なのにNHKですらニュース番組で生産終了計画を報じていた。

因みに:
  ”VW” = “Volks(国民の) Wagen(車両)” = “国民車”
の事で、今は大昔、トヨタ自動車が出した “パブリカ” が “パブリック・カー” を略したネーミングだったのも同じ主旨と言えます。 そう言えば、パブリカのCMキャラはお若い石坂浩二さんでした。 

想い出すなぁ・・・
 半世紀近くも前、自分は免許取得してすぐさま “VW-1300(1960年式)” を中古と言うよりも古車として購入し(確か¥50万円前後だった筈)、10万㎞ほど乗り続けた(手放した時の総走行距離は凡そ18万km弱だった)。

 空冷・RR(リアエンジン・リアドライブ)・ダブルバンパー・6V車・しかも直流発電機仕様で、最初に選ぶクルマとしては輸入車だし、特殊過ぎると周りから注意されたが、”自分なりの想い&拘り” があっての事だった。
 日本の夏の道路渋滞には大容量ながらもバッテリー上がりし易かった。 バッテリーは後部座席の下に格納されていたので、簡単に同じ仕様のバッテリーを並列に繋げて容量を倍にしたりして、結構自己流の “改造” を楽しんでいました。
 改造専門誌を海外から取り寄せたり、専門アクセサリー店(@環八通り沿い@世田谷区@東京都)へもよく出入りしたもんでした。

 15インチのタイヤを履き、その上ドイツ人仕様の座席高のせいか、運転席からは外を見下ろす様で、視界が極めて良かった。

 高速道を走る限り燃費は14km/ℓ程度、丘陵地帯かつストップ&ゴーの横浜市街地走行では7km/ℓ程。 高圧縮点火とかアイドリング・ストップ等の技術が無かった時代、それに加えてガス≒¥50-/ℓ の時代だった事を想えば、今でも立派に通用する燃費データーでした。
 ただ一点、空冷なだけにエンジン音がデカすぎて、夜更けの住宅地を走る時は気が気じゃ無かったです。

 この1300の次のクルマも中古カブトムシで、12V車・交流発電機・エアコン付きだったが、エアコン負荷が大き過ぎの感じがしていた。 エアコンは国内仕様だったのだろうか。 オリジナル車はエアコン無しがごく普通の時代でした。
 このクルマは8万㎞ほど乗り込んだが、燃費は1300の方が良かったです。 結構故障も多かった。

 現行カブトムシはスタイルを現代風に踏襲してはいるが、初代系を知っている身としてはどうも・・・の印象です(愛車としてお持ちの方、ゴメンナサイ m(_ _)m )。

 そう想う方が多いのだろうか、ここ横浜市内では大昔は初代系カブトムシが大変多かったが、今ではBMW車(含・”ミニ”)へ乗り換えた様な気がします。

 自分としては初代カブトムシのスタイル “そのまま” で最新メカトロ・タイプが出たら “動揺” するだろうなぁ ・・・ 昨年4月末にBM*車から乗り換えた国産コンパクトカーが大いに気に入っているだけに。


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