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20190104:羽生善治八段27年振りの無冠・・・を聴いて [ただの私見]

 将棋界において前人未踏の記録を持つ羽生八段・竜王第31期竜王戦で挑戦者広瀬章人八段に屈した(2018年12月21日)。
 “ついにこの時が来たか” と言う方々がこのソネブロでも多い様に想えました。

 将棋の世界では既に AI で武装したコンピュータ・ソフトウェアの方がプロよりも強い時代だが、かといって将棋の魅力が無くなった訳では決して無い(囲碁&チェスでも同じでしょう)。

 将棋を教えて貰うのが身内の人から、例えば “お爺ちゃん” からの世代は “とっくに昔” の話で、今では幼少時から “ソフトウェア” で教えられ、その実戦の場として “将棋教室=道場” で鍛えられる。
 でもって、プロが重ねて来た “定石” に囚われない自由な発想の若手の活躍がそれこそ “半端ない” のが今の将棋の世界の様に自分には想える。

 羽生八段も AI には多大な関心を寄せておられる様で、最強のソフトウェア:”アルファ-ゼロ(*1) の差し手を観て、中盤で王将を動かす戦法に感心されていたとの報道もあった。

 “ヘボ” が幾つも付く将棋しか指せない自分だが、羽生八段は今 AI-ソフトウェアの “真髄” を捉えようとしていて、暗中模索している一種の “プラトー状態”( ⇒ 敢えて言ってみれば “停滞状態”)にあるのではなかろうか。
 自分の様な素人でさえ今回の竜王戦第6局のあまりの早々の投了からして中途半端の様な感じがします。

 まだ48歳だ。
 彼が “オール・タイム・チャンプ” である事は誰も異を唱えないと想うし、挑戦が続く意志がある限りは考える脳は衰えないらしいから、きっと復活して呉れる・・・と信じています。
 羽生さん!頑張ってっ!
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(*1)20181222:”衝撃” と ”嘆き”(”AI” :アルファゼロ@ディープマインド社@グーグル)

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