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20190106:正直言って自分の理解が追いつかない・・・(”ボヘミアン・ラプソディ”) [ただの私見]

 この “伝記映画” が公開されるや、このブログでも高く評価・絶賛される方々がおられ、”Queen” を詳しくは知らない自分も多少関心を持ってネット漁りしてきた。

 映画自体、世界的に関心を持たれているとの報道があったし、そのせいもあっての事なのだろう、NHKBSプレミアムでもこの題名の付いた解説番組(”ボヘミアン・ラプソディ殺人事件”)が放送されていたので録画した上で何回か繰り返して観た。

 が、これは殆どが現地に出向いて関係者等にインタビューしているだけで、言ってみれば “お手軽” な番組だった。 まぁ、無理も無い。 2002年放送版再放で、今日的な新たな解釈は全く無かったしなぁ。
 ただ、マスターテープが発見されて、超多重録音されている事には驚いたが・・・

 正直、自分の世代からは少なくとも20年程はお若い方達のロックで、”E.プレスリー止まり” の自分には “曲” はともかく、良く理解出来ない “詞” だ(何せQueenは1973年登場の様で、とすれば既にプレスリーは活動しておらず、自分のR&R/R&Bへの興味は "歳相応" に薄れて来ていたのです)。

何故 “ボヘミアン” なのだろうか:
 ① 主役であったF.マーキュリーは両親ともにペルシャ系インドの方で、
  1970年代の英国では “異分子” だったと想われる
  (英国TVドラマ仕立てミステリーではインド系英国人の “微妙な”
  立ち位置がたびたび登場する)
 ② 故に定点的な “居場所” を定めるのが難しかったのか、
  放浪の民(”ボヘミアン”)とされた北インド発祥とされる “ロマ”
  (昔は “ジプシー” と言った)に自分を準えた

と解したが、こんな単純な背景観察で果たして良いのだろうか・・・とすればこの歌は “悲劇的な生涯” を閉じた彼自身の “プライベート・ソング” に他ならなくなるのだが。

 ならば、この歌をカバーしている方も結構居るようだが、それにどれ程の意味があるのか、良く理解出来ない。 但し、”プログレ+グラマ” ロックに共鳴して・・・なら、少しは解る気がします。

次に、何故 “ラプソディ” なのだろうか:
 確かに
 ① 歌詞の構成が複雑(単純なオールディーズ好みの自分にとっては)
 ② 歌詞毎にメロディの移り変わりも複雑(〃)
なので一般的な意味ではラプソディに違いないのだが・・・

 加えて、歌詞の “意味” するところ、特に “比喩的な” 箇所の意味が自分には “全く” 解らない。 こりゃぁ英語をネイティブの様に理解出来ない自分にはついて行けない・・・正直な印象です。

 でも聴き込むにつれて解りかけて・・・?
 もし出来たら(歌詞にある様に “real” だったら)なんて想うのは後期高齢者にとっては “fantasy” に過ぎないかも ・・・
 うぅ~ん、20年程遅く生まれていれば多分理解出来たかも知れないが、今となっては一言、難しいです。


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