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20190109:”除夜の鐘” 異聞 [雑感]

 年が明けた今頃になって “除夜の鐘” とは・・・なのですが、自分の住むここ(横浜市北部丘陵地域)近くにも神社があって、そのお寺からは毎日、定刻に鐘の音がかすかに聞こえてくる。
 寺も神社も共にその所在はちょっとした竹林等の中・・・っといった感じで、昔からの由緒(?)があるとされている(神社は伏見大社系)。

 そのお寺さんでは、この間の大晦日の晩の除夜の鐘も特段の変わりもなく檀家の方々等が衝いていた様だ。
 寺&神社ともに新年早々の参拝者も何時もと同じ位だったらしい。

 今でも参拝者は昔からの地元在住の方々の方が多く、25~35年程前に越してきた自分等のような “新参者” は少数派の様だ(自分は習慣としないので、懇意にさせて貰っている地元農家の方から聴いた話)

 と言うのも、最近は住宅街に囲まれた様なお寺さんでは鐘の音が “騒音苦情” になっている例が多いそうで、取りやめていたり、昼間の内に済ましてしまう例が増えてきたとの記事を眼にしたからです(日経紙:2018年12月27日付け夕刊社会面)。

 寺の方は住宅街が整備される前からあった筈で、それを承知で住む所と決めたのに・・・改めて “そういう時代なんだ” と何かモヤモヤ・・・

 我が住む所はこんな昔ながらの風物がまだまだ活きている所だが、いつかは里山も開発し尽くされて都内とか横浜市内/川崎市内等へ勤める方々のベッドタウン化していき、鐘の音を “煩わしい”・”うるさい” と言い張る人達で一杯になるのか・・・なんて考えていました。


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