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20190115:”蒲鉾(かまぼこ)” 考 [食]

 “板わさ” を日本酒の肴として戴く。 大好物の一つだが、”ピンキリ” がある加工食品の代表例の一つでもある。

 さすがにお高いおせち料理に仕込まれている蒲鉾はほのかな白身魚の “甘み” + しっかりとした “歯ごたえ”・”弾力” は勿論だが、化学調味料の味は欠片も感じない。

 が、(あくまで一般論だが)飲み屋さんとかおそば屋さんで戴く奴は腰があると言うよりも硬い歯ごたえで、弾力性に乏しい上に、化学調味料の味が染み込んでいるのが明々白々な場合が多い(そういう所に出入りしています ← 何せ “お安い” )。
 それが有名な老舗の某お蕎麦屋さんでも時に出て来るので嫌になっちまう。

 今は大昔、自分が現役の頃に、超有名な蒲鉾やさんで学生アルバイトをした経験があると言う新卒を自分の部署に迎えた事があって、飲み会の席でその経験談を聴いたところ、”安いのは食べたらあかんです” と言われた。 屑に近い魚肉と化学調味料がたっぷり使われていたそうだ。

 今は “食材+衛生管理” がしっかりして、そんな事はないんだろうが、それでも我が家で食する時は “やせ我慢” して泣く泣くお高い蒲鉾にしています。
 おかげで時々にしか味わえないのが少々辛い。

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