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20190118:飛行機雲(珍発見?) [ただの私見]

 晴天の日、我が家の北側の畑からは、ほぼ “360°” 見渡せる青空が拡がる。
 自分は “影の無い時間帯” の方が好きだが(*1)、何処までも抜けるような青空を眺めていると心が落ち着くのも事実です。

 そんな時、妙な事を思い付いたのです。

 ここ横浜市北部丘陵地域は羽田から関西以西方面、特に “羽田⇒福岡” へのメイン飛行ルート域に入っているのだと想うが、おおむね東方より西方へ向かう多数の旅客機を見かける(南北ルートは軍用ヘリとか軽飛行機なので、恐らくは自衛隊/米軍関連とか調布飛行場⇔伊豆大島関連だと想う)。

 時には3~4機程が数分の間隔を置いて飛んでいるが、微妙に航路を調整しているのだろう、勿論、全く重なる航路では無く、見上げた感じでは南北間500㍍以上程の間隔はある様だ。

 ここら辺りでは羽田を飛び立ってから10分も経っていない程だろうから未だ上昇中の筈だが、どの程度の高度なのだろうか。 尾翼のマークははっきりしないものの、色は識別出来る時もあるので1~2㎞前後か。
 気流・温度・湿度等との関係もあろうが、その旅客機が西の方へ飛んだ後、時に所謂 “飛行機雲” を吐き出したのが流れてくる。 主たる要因はジェット・エンジン排出ガス中の水分が冷やされて雲を形成している訳だ。

 形成された “” 状の飛行機雲は時間経過と共に少しずつ形が崩れて “” の様になっていく。
 更に時間経過と共に長い帯が切れて、かつ幅方向(⇔南北方向)に拡散していき、何時しか “薄い団子” の様に、或いは “あばら骨” の様に東西に並ぶようになって、その成り立ちに気がつかなければ自然に発生した雲と見間違う程だ(多分、名前が付いているのだろう)。

 気象庁の雲レーダー・チャートを眺めると素人目には “雲無し・快晴”である筈なのに、実際はこの飛行機雲崩れが10%程も覆う事さえある様に見える事も不思議に感じる。

 今では羽田⇒福岡は50便/日を越える程の超過密ダイヤらしい。 関西・中国(・四国?)方面を加えれば100便/日程度になるのかも。 とすれば、その旅客機が吐き出した飛行機雲も相当な量になるのではなかろうか。
 地上の気温に変化は無いのだろうか。 例えば仮に無視出来ない “影” を形成した場合にはそこの気温を0.01℃程↓とか・・・

 小寒を過ぎ、一時的に気温12℃、無風・快晴の日、 “日向ぼっこ” のつもりで傍らにやって来たニャンと一緒に気長に “空” を眺め、”羽田⇒福岡便” 等を眺め、”その飛行機雲” を眺め、”その形が崩れて行く様” を眺めながら想い巡らした “珍発見”・”珍説” ではあります。

 そこで気になり急遽ネットで “飛行機雲と気温との関係” を探った調査レポートなぞありやしないかと調べてみました。

 何とそれが “あった” のです。
 例の “9.11事件” 直後の三日間、全米で民間旅客機の運航が停止された時、”昼夜気温差” が平均よりも “3℃程も” 拡がった事が確認されたそうな。
 飛行機雲が無くなったために気温が↑った訳ではなそうだが ・・・ 飛行機雲と気温は無関係では無さそうな。
 とすれば、まるっきりの珍説・珍発見では無かったかも・・・でした。
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(*1)20181015:”影” の無い時間帯


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