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20190305:指導者の器 - ”東西” 比べっこ [ただの私見]

 3月1日付け各紙朝刊は米朝首脳会談@ハノイ(ベトナム)の決裂記事満載だったが、この日はお隣半島国家にとっては “抗日決起100年” と言う事で、”反日&親北” 大統領にとっては、米朝会談成功を捉えて一段と強い反日姿勢を打ち出す “またとない機会” だった筈だ。

 指導者に限らず誰でも “100年は節目” で、滅多な事では遭遇しない。 でもって、言う迄も無く指導者にとっては “歴史に残る” 演説を狙うのが当然な筈だ。
 そんな訳で、お隣半島国家大統領の演説内容を1日のネットニュース&2日付け新聞で読み込んだが、反日をベースにした “中身の薄い後ろ向き演説” に過ぎなかった(まぁ、予想はしていたが・・・)。

そこで想い出されるのは:
 “第一次世界大戦終結100年記念式典” でのマクロン大統領@フランスの演説だ(@パリ市;2018年11月11日)。
 第二次世界大戦を含めて歴史上常に “宿敵” であったドイツの首相を招いた上での “世界情勢を踏まえての前を向く” 演説だった。

 さすがに若いながらも EU を率いる国の指導者だけの器で、政治に疎い自分ですらこの方が “歴史を意識” した演説をものにした事が理解出来る。
 つまりは、フランス&フランス人にとってドイツ&ドイツ人は決して好きな国&国民では無い、いわば “宿敵の間柄” の筈だが、それを “乗り越えて” これからの歴史を作ろうとする姿勢だ。

 要すれば、フランス国民はそれだけの器の大統領を選んだ訳だ。
 “自由”・”平等”・”友愛(博愛)” を国家標語とする国/国民ならでは・・・なのだろう。

比べて:
 お隣半島国家指導者の姿勢は “反日の血” しか流れていない薄っぺらなものだった・・・と感じ取ったのは自分だけでは無かろうと想うのです。
 フランスの指導者とは比べようも無く、歴史に残る存在にも演説にも "とてもじゃないけど" 見えやしない。

と言う訳で:
 偶然だったが、”100年式典” 演説で国家指導者の “器” を東西で見比べる事が出来ました ・・・ 多分、こんな事は誰も何処でも語られる事はないでしょうが (>_<)
 何せ我が国民は極めつきの忘れっぽさの持ち主で、4ヶ月も前の事なんか覚えている方が希有の存在だ・・・たははっ(少し悲しい)
 とは言え、”僅か” 4ヶ月の間に “指導者にもピンからキリ” まである事を垣間見れたのは少なからぬ “収穫” でした。

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