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20190328:”ピン” と来ますか?(”自然災害伝承碑” 地図記号) [雑感]

 我が国は大昔から自然災害に襲われ続けてきているが、”遺構” がきちんと整備されているのならとにかく、”石碑” の類いでは何時しか “苔むして” その内容が地域住民に正しく伝わらず、忘れ去られてしまうのは無理も無い。
 昨年、西日本豪雨の被災地の中には100年以上前の水害被災の有様を伝えた石碑があった様だが、だからと言って被災地住民の方々に責任があろう筈も無い。

そこで:
 国土地理院が、”自然災害伝承碑”、即ち、過去に起きた自然災害を伝える石碑等の所在を示す “地図記号” を新たに定め(3月15日)、自治体を通じて収集し、地図上に書き込む事にして周知の一助にすると言う。 

因みに:
 ”キーワード”:国土地理院、自然災害伝承碑、地図記号
で観る事が出来ます。

 が、正直な感想を申し上げると、このマークは “ピン” とこない。
 石碑をイメージしている筈だが・・・見ようによっては “鍵穴” みたいだし? 鍵代わりの “カード” とか、今では廃れてしまっている “3.5インチ’フロッピー” の差し込み口にも見えなくもない。

 そう言えば大分前に定められた “風力発電用風車” は “どんぴしゃ” だったが、”老人ホーム” の地図記号はピンとこなかったなぁ。

 東京五輪/パラリン2020向けに新たに作ったピクトグラムは見た瞬間に解る優れモノだったが、地図記号もそういうレベルであって欲しい。
 何せ、この種 “ピクトグラム” の類いは我が国のお家芸の筈なんだが・・・



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