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20190422:”ノートル・ダム寺院”(”聖母マリア大聖堂”@シテ島@パリ市) [ただの私見]

 既に一週間前になるが、4月15日にあのノートル・ダム寺院が火災にあい、木造構造物だった屋根の大部と尖塔が消失してしまった。

 不幸中の幸いとでも言うべきか、寺院内の歴史的/宗教的美術品・作品群の大部は難を逃れ、ルーブル博物館の方で保管されるそうだ。 但しあの有名なパイプ・オルガンは災害を受け、修復には時間がかかるとも。

 “ノートル・ダム” とは “我らの( ”notre” )貴婦人( “Dame” )”、即ち “聖母マリア” の呼称で、従って “聖母マリア大聖堂”@シテ島がふさわしい名称と想うが、”ノートルダム寺院” が通り名になっている。

 今は大昔、自分は一度だけだが業務でパリ市を訪ねた事があった。
 そこで全くの偶然に知り合ったフランス人ご家族(ご夫婦+ご子息)にパリ市内を午後~夜半にかけてご案内して戴いた事があって、この寺院も案内された。

 天に向かって聳え立つゴシック様式特有の偉容さが強烈な印象でした。
 何でも本宅はアルザスだが、ご主人が市内にオフィスを構えておられる関係から2箇所で生活されているとの事だった(自分はフランス語はからきし×。でもって英語とドイツ語でのたどたどしいコミュニケーションでした ← アルザス地方はその歴史的経緯から仏語/独語バイリンガルが普通)。

 何か国家的な危機があると国民が一致団結して心を結び連帯する拠り所となる建物・所・・・との説明だった事、今も覚えています。

 世界中が見守るの中での再建には10年単位の長い年月を要するのではとの専門家の見解もあるそうだ。

素人の自分でもそう想います:
 いくら石造物だと言っても、切り出した石材をセメント系資材で固めて積み上げているだけで、近代建築物の様な鉄筋で特に横方向の強度を稼いでいる訳では無い。
 華麗な形状が実は微妙なバランスで重力をチラしている筈だが、地震がないからこそ永い永い時間に耐えてきたと想われる。
 セメント系接着材では、含まれているアルカリ金属やアルカリ土類金属等の塩基性炭酸塩化が進んで体積膨張していると想われるから “脆く” なっているのでは無かろうか。

 トランプ大統領は、自国でしょっちゅう起こる山火事を思い浮かべながら “空中からの大量の水を散布して消火せにゃぁ” ・・・ とツイートしていたと伝えられていましたが、水流が横方向へそれたら建物自体の崩壊も起きかねない。
 “善意” からのツイートと想いますが、注意する “取り巻き” がいなかったのが些か・・・

 今改めて、かって好意を戴いた方々への感謝の想いを込めて、再建の一助になるには僅かすぎるだろうが精一杯のお見舞いをします。

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